ワールドラグビーは、2025年版の競技規則ハンドブックを発表し、同時に、より使いやすくなった刷新版競技規則アプリのダウンロードができるようになりました。
この最新版には、よりスピード感のある流れるようなゲームを促す革新的な国際的試験的ルール(2025年1月1日から正式に施行)も組み込まれています。
iOSのアプリストアと AndroidのPlay Storeで入手可能なこのアプリには、競技規則、ゲームのさまざまなバリエーション、規則の説明、ルール適用ガイドライン、および試合の公式シグナルが含まれた刷新版で、12ヶ国語に対応しています。
2024年11月のワールドラグビー理事会が承認した用語変更もこの競技規則ハンドブックとアプリに反映されています。これらの用語変更は、ゲームで使用される用語を少しずつ調整していくというプログラムの一環となります。ラグビーをより身近で関連性の高いスポーツにするというワールドラグビーの野心に沿い、競技規則もより一般的な用語を反映させ、ファンや選手、そしてマッチオフィシャルが同様にゲームを理解しやすくなります。例えば、競技規則にある「ゴールライン」は、「トライライン」と呼ばれるようになります。
ワールドラグビーのブレット・ロビンソン会長は次のように述べました。 「ここ数カ月、世界中のコミュニティとエリートの両方で素晴らしいラグビーがプレーされています。私たちは、ゲームにまつわる言葉をより理解しやすくすることで、プレーしやすく、観戦しやすく、審判しやすくなることを望んでいます。それはまた、バリアーを取り除き、にわかファンにとってもラグビーに近づきやすくなることになります。」
今回の発表は、国際的試験的ルールの導入がすでにゲームに大きなインパクトを与えていることが確認されたことを受けてのものとなりました。最新のデータによると、テストレベルでボールインプレーの時間が2分以上延長され、ラックのスピードも平均2秒速くなり、試合時間が3分30秒以上短縮されました。
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