アメリカ: ファクトファイル
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4強入りを4回果たしたアメリカ女子代表セブンズチームは、2023/24シーズンでニュージーランド、オーストラリア、フランスに次ぐ4位という好成績を収め、男子代表チームの結果を超えた。シーズンを締めくくるマドリードでのグランドファイナルでは、フィジーに31-0で完勝し、5位入賞を果たした。男子代表はバンクーバー大会で4強入りを果たしたものの、安定感を欠き、レギュラーシーズンを9位で終えた。そのため、2024/25シーズンのコアチームとしての地位を維持するためにマドリードに乗り込んだ。そこでサモアを40-19で破り、その偉業を達成した。
スターダスト
セブンズの解説者でレポーターのロブ・ヴィッカーマン曰く、「ソーシャルメディア上で最多のフォロワーをもっているイローナ・マハー選手は、楽しみながらトライを決め続けているパワフルなフォワードで、ピッチ上でも外でも確固としたリーダーシップとしての役割を果たしています。そしてチームにとって最もインパクトのある選手です。男子代表チームでは、引退を目前にした38歳のペリー・ベイカー選手が、3度目のオリンピックを前に上質なワインのようにじわじわと力をつけている。ワールドラグビー・セブンズの年間最優秀選手賞を2度受賞した唯一の選手である彼のキャリアは、アメリカのラグビー界において比類なきものだ。」
パリ2024への道
女子代表チームは、フランスを除くHSBCワールドラグビー・セブンズシリーズ2022/23でトップ4に入りパリ行きを決めたが、男子チームは地域予選を通過しなければならなかった。昨年8月に行われた2023年ラグビー・アメリカズ・ノース(RAN)セブンズでカナダを24-14で下して優勝し、それを果たした。
これまでのオリンピック
アメリカの男子・女子代表チーム両方ともリオ2016と東京2020の両方に出場した。女子は両大会とも準々決勝で敗れ、男子は、リオでのプール戦を勝ち進めず、東京大会では準々決勝で敗れている。