アイルランド:ファクトファイル
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直近の2023/24年SVNSシリーズでは、アイルランド男子代表は優勝こそ逃したものの、2位入賞を果たし、5度のベスト4入りと7度の準々決勝進出という、最も安定した成績を残している。シンガポールで銀メダルを獲得したことで、マドリードでのグランドファイナル出場に王手をかけたが、イギリスと南アフリカとのノックアウト戦で2勝を挙げたものの、総合5位にとどまった。女子はSVNSシリーズで総合7位に終わったが、1月のパース大会では、プールステージでニュージーランドに敗れたものの、フィジー、イギリス、オーストラリアを下して初のタイトルを獲得した。マドリードでのグランドファイナルでは6位だった。
スターダスト
セブンズの解説者でレポーターのロブ・ヴィッカーマン曰く、「 個性とパフォーマンスの両方で輝くジョーダン・コンロイ選手は、そのプレーと笑顔でどんなピッチも明るく照らす。テリー・ケネディはトライ王となり、しばしばこの2人は超危険なコンビとなる。女子チームでは、エイミー・レイ・マーフィー・クロウ選手が超大物選手であり、すべてを出し切った彼女が這うようにしてピッチを去る姿がよく見られる。」
パリ2024への道
アイルランド女子代表チームは、2022/23 HSBCワールドラグビーセブンズシリーズで、開催国フランスを除く上位4位以内に入り、パリ2024大会への出場権を獲得した。男子チームはその最初のルートを逃したが、次のチャンスだったポーランドのクラクフで開催されたヨーロッパ大会で優勝し、五輪出場権を獲得した。アイルランドはプール戦でポーランド(66-0)、イタリア(58-7)、ドイツ(19-7)を破り、準々決勝ではベルギー(26-12)、ポルトガル(24-0)を下し、決勝ではイギリスを26-12で破った。
これまでのオリンピック
比較的遅れてラグビーセブンズの国際大会に参加することを選んだため、アイルランド代表はいずれも2016年リオ大会への出場権を得られなかったが、男子チームは2020年東京大会(2021年開催)への出場権を得た。