フィジー:ファクトファイル
フォームガイド
フィジーは、男子・女子ともに一瞬の輝きを見せたものの、SVNSのレギュラーシリーズを通して一貫性を保つのに苦労し、7節を終えて男子・女子ともに6位に終わった。しかし、マドリッドで開催されたグランドファイナルでは、フィジー男子が宿敵ニュージーランドを2度下し、銅メダルを獲得。フィジー女子はマドリードでの最初の5試合で強敵に敗れたが、最後はイギリスを相手に42-7で勝利し、士気を高めた。
スターダスト
セブンズの解説者でレポーターのロブ・ヴィッカーマン曰く、「 欠場が指摘されていた優秀なジェリー・トゥワイが、セブンズ代表に復帰した。2度金メダルを獲得した唯一の選手であるトゥワイは、リオ2016でキャプテンを務め、後にコーチに転身したオセア・コリニサウとチームを組み、さらなるオリンピック金メダル獲得を目指している。」
フィジアナでは、有名な6番であり、個性的なプレーと力強さで知られるアナマリー・ナイマシ選手から目が離せない。危険なオフロードゲームと残忍なまでのディフェンス力に注目。
パリ2024への道
フィジー男子代表は、HSBCワールドラグビーセブンズシリーズ2023でベスト4に入り、パリ2024への出場権を獲得した。一方、女子チームは、ブリスベンで開催されたオセアニアラグビーセブンズチャンピオンシップ2023でパプアニューギニアに54-0と圧勝し、地区大会で優勝を飾った。
これまでのオリンピック
フィジー男子代表は、リオ2016と東京2020(2021年開催)で金メダルを獲得しており、オリンピックでは無敗を誇っている。リオではイギリスを43-7で下し、自国初のオリンピックメダルを獲得、その5年後にはニュージーランドを27-12で下した。
東京2020では、フィジー女子代表が準々決勝でディフェンディングチャンピオンのオーストラリアを破り、21-12でイギリスを下して銅メダルを獲得した。2016大会では準々決勝でイギリスに敗れている。