カナダ:ファクトファイル
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SVNSのレギュラーシリーズの7大会を5位で終えたカナダ女子は、マドリードで行われたシーズンの千秋楽となったグランドファイナルで大きな自信を得たことだろう。プール戦ではニュージーランドの27連勝を26-17で止めたが、銅メダル決定戦で再びニュージーランドと対戦し敗れた。
スターダスト
セブンズの解説者でありレポーターでもあるロブ・ヴィッカーマン曰く、「オリンピックのサイクルでは毎回、他のスポーツからラグビーセブンズにそのスキルと運動能力を移そうとするクロスオーバー選手に注目が集まる。クリッシー・サーフィールドはその典型だ。彼女はアイスホッケーで培ったエネルギーとフィジカルをカナダ代表にもたらし、今やコーチのリストに真っ先に名前が挙がるほどだ。 」
パリ2024への道
カナダ女子代表チームは、ラングフォードのスターライトスタジアムで行われた2023年ラグビー・アメリカズ・ノース(RAN)セブンズ大会で優勝し、パリ2024への出場を決めた。プールステージで3勝し、準決勝でセントルシアに41-7で勝利した後、決勝ではメキシコに53-0と完勝。総得点は288点、失点はわずか7点だった。
これまでのオリンピック
カナダ女子代表は、リオ2016でイギリスを33-10で下し銅メダルを獲得。オリンピックメダルを獲得した初のラグビーセブンズチームとなった。準々決勝でフランスを破った彼女たちは、準決勝で優勝候補のオーストラリアに敗れたが、最後の試合で挽回した。4年後の大会ではグループ3位となり、ノックアウト戦には進めなかった。
リオで初めての開催となったラグビーセブンズのオリンピックには出場できなかったカナダ男子代表チームだったが、東京大会に出場し、最終的に銀メダルに輝いたニュージーランドに準々決勝で21-10で敗れた。