会員及び普及
現在、ワールドラグビーには132の加盟協会 – アジアラグビー、ラグビーアフリカ、ラグビーヨーロッパ、オセアニアラグビー、ラグビーアメリカス・ノース(北米ラグビー)、そしてスダメリカラグビー(南米ラグビー)の6つのリージョナルアソシエーションから正規加盟協会114、アソシエート加盟協会18が加盟しています。
ワールドラグビーの執行委員会は、加盟協会及び6つのリージョナルアソシエーションが推薦する協会の加盟申請の審査を行います。
申請の条件が満たされていた場合は、 執行委員会が、協会及び/またはアソシエーションの加盟申請を承認するか否かの最終権限を持つワールドラグビー理事会にその勧告を提出します。協会はまずアソシエートメンバーとして承認され、その後、然るべき基準を満たした場合に正規加盟協会としての承認申請を行うことができます。
参加者
誰でも参加できる皆のゲーム、という好評が定着し、ワールドラグビーの加盟協会に登録したラグビープレーヤー数は世界中で1千万人に到達しようとしています。
アメリカで行われているRookie Rugbyなど加盟協会が主導するプログラムと同様、Get Into Rugby やImpact Beyondなど、ワールドラグビーが運営する大規模参加プログラムは、年齢やジェンダー、生い立ち、人種、宗教、そして肌の色に関係なく、あらゆる人々にこのスポーツを知ってもらうための大変重要な役割を果たしています。
資金
ワールドラグビーの資金源及び収入の分配モデルはゲームの世界的発展の基盤となっています。
商業パートナーシップや放送権、また男子ラグビーワールドカップなど看板大会のチケット販売で得る収入は、トレーニング及び教育、プレーヤーウェルフェア、大会運営やハイパフォーマンスなど、的を絞ったプログラムの運営資金として役立てられます。
2020年から2023年の間、ワールドラグビーは5億6500万ポンドをラグビーに投資します。
2020年5月、新型コロナウィルス感染(COVID-19)救済措置の第一弾として2650万ポンドを準備し、第三者による審査と執行委員会による申請承認をもって、緊急に救済対応が必要な加盟協会への支援を行いました。