• 8部門の受賞カテゴリーで、15人制とセブンズのスターたちが選抜候補に挙がる
  • 残る6つの賞は、授賞式で発表
  • ファンの皆さまは、world.rugby/awards/totyで、国際ラグビー選手会女子・男子15人制トライ・オブ・ザ・イヤーに投票できます
  • ワールドラグビーアワード2024は11月24日にモナコで開催
  • このレッドカーペットイベントおよび授賞式の取材をご希望のメディア関係者向けアクレディテーション申請受付中。

国際ラグビーの輝かしい一年を締めくくり行われる権威あるアワード、『ワールドラグビーアワード』の審査員パネルは8部門での候補者を選びました。受賞者は、11月24日にモナコで開催されるワールドラグビーアワードで発表されます。

選抜候補者リストには、突き抜けたスキルと成績で2024年に跡を残した輝かしい28名の国際プレーヤーたちの名が連なっています。選出された候補者は、豪華ゲストと共に、モナコで開催される授賞式に出席します。アワードには、ラグビー界の偉人たちをはじめ、世代を超えた世界中のラグビーファミリーからの特別ゲストたちが集まります。

また、ファンの皆さまは、www.world.rugby/awards/totyからオンライン投票に参加して、国際ラグビー選手の男子および女子15人制における『国際ラグビー選手会男子・女子15人制トライ・オブ・ザ・イヤー』を選ぶことができます。オンライン投票は11月20日17:00まで受け付けています。

世界中のラグビーファミリーは、Instagram、Twitter、Facebook、YouTube(@WorldRugby)などのワールドラグビーのソーシャルプラットフォームでレッドカーペットと祝賀会をフォローすることができます。

ワールドラグビーの最高責任者、アラン・ギルピンは次のように述べました。「ワールドラグビーを代表し、本日選抜候補者に選ばれた皆さんに心よりお祝い申し上げ、また私たちのスポーツの発展に向けた彼らの貢献に感謝いたします。15人制とセブンズ、両方とも素晴らしい大会が数多く行われた一年となり、パリで開催されたオリンピックでは突破口を築きました。彼らの輝く姿は世界中のファンを沸かせ、私たちのスポーツの最高峰を披露するとともに、その価値を伝えることができました。」

「モナコのシャーリーン王女殿下の名誉総裁の下、モナコで4回目のグローバルファミリーイベントを開催することを楽しみにしています。また、ラグビー界で最高の栄誉であるワールドラグビーアワードを、より多くの受賞者に授与できることを楽しみにしています。」

ワールドラグビーアワード2024 | 候補者

男子15人制

ワールドラグビー男子15人制年間最優秀新人賞

  • サシャ・ファインバーグ=ムンゴメズル (南アフリカ)
  • イマニュエル・フェイ=ワボソ (イングランド)
  • ジェイミー・オズボーン(アイルランド)
  • ウォレス・シティティ (ニュージーランド)

2000年代に生まれた4名の選手は、今年の国際ラグビーシーンに光を灯し、国際ラグビー選手としてまだまだ将来が楽しみの選手たちです。サッシャ・ファインバーグ=ムンゴメズルは、複数回にわたりノミネートされたスプリングボックのフライハーフとして2人目の選手であり、ラグビーチャンピオンシップでがこれほどまでに成功を収めてきた南アフリカ代表の中心的な役割を果たしてきました。ウォレス・シティティも同じ大会で頭角を現し、オールブラックスのバックローとしての位置を確保し、テストデビューから、負けた試合は2試合だけという快挙を成し遂げています。まだ21歳のイマニュエル・フェイ=ワボソは、最年少の選抜候補選手です。彼は、イングランド代表として8試合に出場し、5トライを挙げました。一方ジェイミー・オズボーンは、アイルランドの南アフリカ遠征で慣れないポジションながらインパクトのあるプレーを見せました。

ワールドラグビー男子15人制年間最優秀選手賞

  • キーラン・ドリス (アイルランド)
  • エベン・エツェベス (南アフリカ)
  • ピーターステフ・デゥトイ (南アフリカ)
  • チェスリン・コルビ (南アフリカ)

世界王者として君臨している南アフリカがノミネートした4名の選手には、ピーターステフ・デゥトイが入っています。スプリングボックスのフランカーは2019年に受賞しており、ラグビーチャンピオンシップで優勝した時にも大活躍し、ヨーロッパ遠征試合でも素晴らしい成績を残しました。彼のチームメート、エベン・エツェベスは、南アフリカ代表として最高キャップ数を誇る男子選手として2年連続でノミネートされました。スプリングボックスからのノミネート、3人目は、チェスリン・コルビです。彼はラインアウトでのスローインで様々な隠し技を見せるなど、多才なスタイルで魅了しました。キーラン・ドリスは、アイルランド代表がシックスネーションズを制覇した時に重要な選手として活躍し、その後、南アフリカで2度目のテストマッチ勝利を収めました。

国際ラグビー選手会 男子15人制トライ・オブ・ザ・イヤー

  • ジェームス・ロウ (男子シックスネーションズ、3月10 日、アイルランド v イングランド、)
  • ロレンゾ・パニ (男子シックスネーションズ、3月17日、イタリア v ウェールズ)
  • ノーラン・ルギャレック (男子シックスネーションズ、3月17日、フランス v イングランド)
  • アカキ・タブツァゼ (7月インターナショナル、7月20日、ジョージアvオーストラリア)

男子シックスネーションズの3トライと7月インターナショナルでの1トライという、欧州の国々による4トライが最終候補に残りました。ジェームズ・ロウは、3月にトゥイッケナムで行われたイングランド戦で、ジャック・クロウリーとキーラン・ドリスの素晴らしい連携プレーを引き継いだシアン・フラウリーのパスを受け取り、アクロバティックな動きでトライを決め、素晴らしいチームプレーを締めくくりました。その1週間後、ウェールズ戦では、イタリアのフルバック、ロレンツォ・パニが右ウィングでスペースを確保し、3人のタックラーをかわしてトライを決め、クリスチアーノ・ロナルドの「シウ」で祝いました。

同じラウンドでは、ラインアウトを奪ったフランスがイングランドの自陣深くから攻撃を仕掛けました。ガエル・フィクウが勢いを加え、ルイ・ビエル=ビアレの華麗なダミーとオフロードパスでノーラン・ルギャレックがトライ。これに負けないほどの活躍を見せたのがジョージアのアカキ・タブツァゼ。7月に行われたオーストラリア戦で自陣から敵陣まで走り切ったタブツァゼ 。自陣のトライラインの後ろでボールを受けとったウィンガーのタブツァゼはロングクリアキックで敵陣へ飛ばし、弾むボールを楽に奪い取りトライを決めました。

女子15人制

ワールドラグビー女子15人制年間最優秀新人賞

  • ケイトリン・ハルセ (オーストラリア)
  • マディー・フォーナティ (イングランド)
  • エリン・キング (アイルランド)
  • ハナ・キング (ニュージーランド)

国際ラグビーでのデビュー年に目覚ましい活躍を見せた4人の選手。ケイトリン・ハルスは、5月に17歳242日の若さで初出場を果たし、国際ラグビーの試合に出場したオーストラリア人選手(男女を問わず)として最年少記録を樹立しました。ハルスが不動のメンバーとして活躍したオーストラリア女子代表チーム、「ワラルーズ」はWXV 2で優勝を果たしました。一方、マディ・フォーナティは2024年にイングランド代表が女子シックス・ネーションズとWXV1の2冠を達成するのに貢献し、レッドローズのバックローで堂々としたプレーを見せました。もう一人のフランカー、オリンピック代表のエリン・キングは、9月のアイルランド代表対ニュージーランド代表戦で勝利を決める得点を挙げ、苗字が同じハンナはブラック・ファーンズの10番のジャージを自分のものにし、7試合で14得点を挙げました。

 ワールドラグビー女子15人制年間最優秀選手賞

  • ポーリーン・ボードン・サンサス (フランス)
  • エリー・キルダン (イングランド)
  • アレックス・マシューズ (イングランド)
  • アレックス・テシアー (カナダ)

全勝を飾ったイングランド代表チーム「レッド・ローズ」から2名、フランスとカナダからそれぞれ1名ずつ選ばれました。エリー・キルダンは今年10試合の出場で14トライを獲得し、イングランドがホームで開催する女子ラグビーワールドカップに向けて準備を進めるジョン・ミッチェル率いるイングランド代表の顔となりました。ナンバーエイトのアレックス・マシューズも彼女に引けを取らず、9月のアメリカ戦ではキャプテンとして初出場し、イングランドを勝利に導きました。一方、ポール・ブルドン・サンサスは、2024年の9試合中8試合で先発出場し、フランス代表の原動力であり続けています。カナダ代表のワールドラグビー パシフィック・フォー・シリーズでの成功の立役者であるアレックス・テシエは、WXV 1で22得点を挙げ、イングランド代表を終始追い込みました。

国際ラグビー選手会 女子15人制トライ・オブ・ザ・イヤー

  • アリッサ・ディンカ (女子シックスネーションズ、4月20日、イタリア v スコットランド)
  • ジョージア・ポンソンビ (パシフィック・フォー・シリーズ、5月25日、ニュージーランド v オーストラリア)
  • マヤ・スチュアート(WXV、9月8日、オーストラリア v ウェールズ)

マリーヌ・メナジェ (WXV、9月29日 フランス v カナダ)

女子シックスネーションズ、ワールドラグビー・パシフィック4シリーズ、WXV1そしてWXV2からそれぞれ一つずつのトライが選ばれました。4月のスコットランド戦でセンターをプレーしたアリッサ・ディンカは、ライン際で見事にディフェンスを切り裂き、2人の選手の内側に入り込み、冷静にゴールを決めました。一方、ジョージア・ポンソンビーが5月のオーストラリア戦で決めたトライは、シルビア・ブラントの見事なブレイクから、イリタナ・ホヘイアとエイミー・デュプレシスへパスをつなぎ、最後にフッカーがトライを決めました。

WXVから選ばれた最初のトライは、ウェールズ戦でマヤ・スチュワート決めた一本。自陣でボールを受けたマヤ・スチュワートは、2人のタックルを振り切り、さらに3人のタックルをかわしてゴールラインを越えました。翌日のバンクーバー戦では、リナ・ケイロイとマリーヌ・メナジェがカナダ・ディフェンスの意表を突き、50:22を見事に決めた後、ケイロイが素早いラインアウトでウィンガー、メナジェに渡します。そしてメナジェがトライを決めました。

セブンズ

ワールドラグビー男子セブンズ年間最優秀選手賞( HSBC協賛)

  • アントワーヌ・デゥポン (フランス)
  • アーロン・グランディディエ・ンカナン (フランス)
  • テリー・ケネディ (アイルランド)

フランス代表の二冠達成メンバー2名と、HSBC SVNS 2024シリーズで最も活躍した選手が、今年の候補に名を連ねています。アントワーヌ・デュポンのセブンズ参戦は大きな話題となりましたが、彼はその期待に十二分に応え、レ・ブルー・セブンズのHSBC SVNSチャンピオンシップとオリンピックのタイトル獲得に貢献しました。アーロン・グランディディエ・ヌカナンもこの勝利に大きく貢献し、母国での大会で4トライを挙げました。2022年にこの賞を受賞したテリー・ケネディは、2024年のシリーズで32トライを挙げ、アイルランドはレギュラーシーズンをアルゼンチンに次ぐ準優勝で終えています。

ワールドラグビー女子セブンズ年間最優秀選手賞( HSBC協賛)

  • ミケイラ・ブライド(ニュージーランド)
  • マディソン・リーヴァイ(オーストラリア)
  • ジョージャ・ミラー (ニュージーランド)

3人の候補選手には、12ヶ月前にノミネートされた女子選手2名、ミケイラ・ブライドとマディソン・リーヴァイに加え、ブラックファーンズ・セブンズのスター選手、ジョージャ・ミラーが選ばれています。リーバイは、2024年のシリーズ中、フランスとのHSBC SVNSグランドファイナルでのハットトリックを含む69トライという信じられないような記録を残し、パリオリンピックでも14トライを挙げました。ブライドとミラーは、SVNSのレギュラーシーズンをリーグ優勝で終え、2024年パリオリンピックでオリンピックタイトルを防衛したニュージーランドチームの中で、傑出したパフォーマンスを見せました。2017年と2018年にこの賞を受賞したブライドは、SVNSで53トライを挙げ、さらにオリンピックで10トライを挙げました。

1124日に受賞者が発表予定の他の受賞部門

  • 国際ラグビー選手会特別功労賞 
  • ワールドラグビー年間最優秀コーチ賞
  • ワールドラグビー女子15人制ドリームチーム・オブ・ザ・イヤー

ワールドラグビー男子15人制ドリームチーム・オブ・ザ・イヤー

  • ワールドラグビー女子セブンズ・ドリームチーム・オブ・ザ・イヤー( HSBC 協賛)
  • ワールドラグビー男子セブンズ・ドリームチーム・オブ・ザ・イヤー( HSBC協賛)

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