- チャイルド・ファンド・ラグビー、イングランド2025開幕までの9ヶ月間に開催する30以上の「グラスルーツ・トゥ・グローバル(草の根から世界へ)フォーラム」を発表
- 『グラスルーツ・トゥ・グローバル』と共同で、ギャラガー・ハイパフォーマンス・アカデミーのマスタークラスを、バンクーバーのWXV 1で開催
- ラグビーにおける女性代表の地位向上を目指し、チャイルド・ファンド・ラグビーの『グラスルーツ・トゥ・グローバル』シリーズとギャラガー・ハイパフォーマンス・アカデミーが協力し、グラスルーツとエリートコーチの育成にそれぞれ焦点を当てる
『グラスルーツ・トゥ・グローバル・フォーラム』では、各協会が選んだ30~35名のコミュニティラグビー界の新進女性リーダーが集まり、それぞれのラグビーコミュニティにおけるジェンダーインクルージョンを強化するための意見交換や行動計画の策定を行います。参加者はリーダーシップ・ジャーニー・マッピングに取り組み、ラグビーのリーダーとして牽引力となる要素、また直面する壁などについて明らかにしていきます。このプログラムは、女性コーチ、選手、指導者が社会変革を推進し、フィールドの内外でラグビーに関わる女性の数を増やすための強力なプラットフォームとなります。
2025シリーズ初の『グラスルーツ・トゥ・グローバル・シリーズ(草の根から世界へ)』フォーラムは、今月初め、バンクーバーのBCプレース・スタジアムで開催。同じ会場で行われた女子ラグビーワールドカップ2025予選最終戦「WXV 1」と併催されました。
前回の「グラスルーツ・トゥ・グローバル(草の根から世界へ)」シリーズでの主な発見は、女性のラグビー参加者を増やすには、女性コーチが重要な原動力になるということでした。そこで2025年シリーズでは、コミュニティレベルでの女性コーチの機会拡大に焦点を当てていきます。
このフォーラムは、チャイルド・ファンド・ラグビーが、ギャラガー社およびそのハイ・パフォーマンス・アカデミー(GHPA)と提携した初めての試みであり、女性コーチの存在感を強め、女子ラグビーワールドカップ・イングランド2025に向けて女子ラグビー競技の競争力を高めるための、完全没入型のグローバル育成・リーダーシップ・プログラムです。
ワールドラグビーとギャラガーが共同設立したこのアカデミーは、才能の発掘や専門的なサポート、次世代の国際コーチの支援に重点を置きながら、既存のコーチの才能を開発し、新しいコーチをはじめ、ハイパフォーマンス環境で活躍する女性に向けた機会の構築を模索します。イングランド2025における女性コーチの割合を40%に引き上げることを目標に掲げ、2023年以来、37人の女性コーチがGHPAのサポートを受けています。
バンクーバーのイベントの一環として、2024年GHPAコーチのキャロリン・マキューエン(カナダ)とマズ・ライリー(アイルランド)は、地元のコーチたちやカナダ全土から集まった16歳から30歳のコミュニティーラグビーの女性指導者たちとともに、楽しくインタラクティブなマスタークラスを開催しました。
このマスタークラスは、女性コーチの強力なパイプラインを構築し、ラグビー界の新たなリーダーを励ますことを目的とし、コミュニティーレベルとエリートレベルの両方においてより多くの女性をラグビーコーチングへ参画させるという共通の使命を強化するものでした。グラスルーツ・トゥ・グローバル(草の根から世界へ)とギャラガー・ハイパフォーマンス・アカデミーは共に、より包括的で多様なラグビー・エコシステムに貢献しています。
バンクーバーで開催されたGHPAマスタークラスは、イングランド2025大会開催までの今後9ヶ月間、世界中で開催される30以上のマスタークラスの第1回でした。サンダーランド・スタジアム・オブ・ライトで大会が開幕するまでの5日間のイベントには、フォーラムに参加したグラスルーツ・トゥ・グローバルの代表者全員が集まります。
2025年シリーズは、2021年と2022年に実施された『グラスルーツ・トゥ・グローバル ウィメン・イン・ラグ日―、インスパイアリング・チェンジ』プログラムの成功に続くものです。この取り組みでは、26のフォーラムを開催、500人近い女性リーダーたちが参加しました。世界中の指導者たちは、『グラスルーツ・トゥ・グローバル』の開始以来、新たなプレーヤーとつながり、励まし続けています。カンボジアで初の女子ラグビークラブが結成されたり、ブラジルの新たな地域でラグビーを広げたりという成功を収めています。
チャイルド・ファンド・ラグビーの『グラスルーツ・トゥ・グローバル・フォーラム』とGHPAはともに、より多くの少女たちと女性たちをラグビーのコーチに育てるという共通の目標に向かって協働しています。草の根レベルに焦点を当てたこのプログラムは、エリートコーチの育成に重点を置くGHPAと連携し、あらゆるレベルの女性にラグビーの機会を提供しています。
チャイルド・ファンド・ラグビーのミーガン・ナイト副代表は次のように述べています。「草の根から世界へ(グラスルーツ・トゥ・グローバル)というプログラムは、ラグビーに携わる少女たちや女性たちに力を与えることで、何が可能になるかということを明らかにしています。経済的な障壁から差別など、彼女たちが直面する課題と、彼女たちを夢中にさせているもの、特に女性コーチやコミュニティーのロールモデルの重要な役割を明らかにしています。私たちは、女子ラグビー界を牽引するリーダーたちのネットワークを構築することで、ラグビー界のより公平な未来に向けた礎を築いているのです。」
「ワールドラグビーとのパートナーシップは、ギャラガー社の企業としての価値観に合ったものです。「直近のGHPAマスタークラスは、チャイルド・ファンドとのコラボレーションで、トレーニングや試合での活躍の場を広げたいと考えている若い女性たちに新たな機会を提供するものでした。女性コーチが活躍できる場を提供することで、GHPAはラグビー界における女性の地位向上に貢献し、国際的にも草の根レベルでも、このスポーツがより多様な未来につながる舞台を整えています。」 ワールドラグビーのサリー・ホロックス女子ラグビー部長は、次のように述べています。「 チャイルド・ファンド・ラグビーの『グラスルーツ・トゥ・グローバル』シリーズが、女子ラグビーワールドカップ2025を間近に控えるこの重要な時期に、さらに30を超えるフォーラムを発表できたことは素晴らしいことです。 その幕開けを飾るにふさわしいのが、ギャラガーズ・ハイ・パフォーマンス・アカデミーとのコラボレーションによるスペシャルマスタークラスであり、ラグビー界の女性コミュニティー・リーダーたちが一堂に会し、交流し、互いに学び合い、(そしてなによりも大切なこととして)楽しい時間を過ごします。
「ラグビーの発展には、ピッチの内外でリーダーシップを発揮するより多くの女性たちが必要です。チャイルド・ファンド・ラグビーとギャラガーが、トレーニング、コーチング、指導を通じて、草の根のコミュニティ・レベルからエリート・エンドに至るまで、より多くの女子や女性をコーチに迎え入れるという共通の目標を掲げていることは素晴らしいことです。
「私たちは、2025年に向けて、パートナーとともに女性コーチのための強力な道筋を築き続けることを楽しみにしています。」
チャイルド・ファンド・ラグビーは、女子ラグビーワールドカップ2025におけるワールドラグビーのグローバル・ソーシャルインパクト・パートナーです。チャイルド・ファンド・ラグビーは、ラグビーの力によって世界中に永続的で前向きな変化をもたらし、ラグビー界のあらゆるレベルで人々の生活に影響を与えています。www.childfundrugby.org
ギャラガーは、WXVおよび女子ラグビーワールドカップ2025のオフィシャル保険パートナーでもあります。ギャラガー・ハイパフォーマンス・アカデミーに関する詳細は、women.rugby/high-academy/をご覧ください。