WXV2024は最終週に突入し、3つのレベルすべてで優勝チーム、そして 女子ラグビーワールドカップ2025 をかけて行われる重要な試合が続きます。

カナダでは、ホスト国であるカナダが前回王者のイングランドとWXV 1タイトルをかけて対戦します。女子ラグビー世界大会第2回目のフィナーレにふさわしい試合が行われる模様です。

この試合がバンクーバーで開始される頃には、すでにWXV 2とWXV 3のチャンピオンが決まり、6チームがイングランド 2025への出場権を確定させているでしょう。

現地の放送契約がない地域では、RugbyPass TVで無料で試合を生視聴できます。

WXV 1

10月11日（金）全試合はバンクーバーのBCプレイスで開催されます

アメリカ 対 アイルランド – 現地時間12:30（日本時間 04:30）

試合について: 成長を遂げている両チーム同士が対戦します。アメリカは確信的な結果を望んでいますが、アイルランドは好調な大会をさらに素晴らしいものに変えられるでしょう。

対戦歴: アメリカは最初の7回の対戦で5勝を挙げていますが、直近の対戦ではアイルランドが勝利しています。3年前、Stacey Flood選手がキックで5得点し、アイルランドが20-10で勝利しました。

ランキング: アイルランドが勝利し、スコットランドがオーストラリアと引き分けた場合、アイルランドは5位に浮上します。アメリカが勝利した場合、アイルランドより上位に立つことになります。

10月12日（土）

ニュージーランド 対 フランス – 現地時間15:45（日本時間 07:45）

試合について: ブラックファーンズは大会での全敗を避けたいと考えており、一方でレ・ブルーは最近の好調を維持したいと考えています。

対戦歴: ニュージーランドはこれまで6勝5敗でフランスにリードしていますが、2018年以降の勝利は1回のみです。それも2021年女子ラグビーワールドカップの準決勝で、Caroline Drouinが最後のペナルティを外し、フランスが勝利を逃しました。

ランキング: フランスが勝利すれば、ニュージーランドを抜いて3位に浮上し、ニュージーランドは4位に沈み、史上最低の順位となります。

カナダ 対 イングランド – 現地時間19:00（日本時間 11:00）

試合について: ホスト国カナダが王者イングランドと対戦し、勝者がWXV 1 2024のタイトルを獲得します

対戦歴: イングランドは36回の対戦で32勝を挙げており、直近12回の対戦もすべて勝利しています。カナダの3勝（1引き分け）のうち、最後の勝利は2016年に遡ります。

ランキング: イングランドが15点以上の差で勝利すれば、レッドローズのレーティングは97.85に達し、男女のランキングで史上最高の記録となります。

WXV 2

10月11日（金）すべての試合はケープタウンのアスーロンスタジアムで開催されます

ウェールズ 対 日本 – 現地時間16:00（日本時間 23:00）

試合について: 2部の無勝チームが対戦し、敗者は最下位が確定します。

対戦歴: ウェールズはこれまでに日本と2回対戦しています。2017年にはサクラフィフティーンがYstrad Mynachで52-10の勝利を収めましたが、4年後のカーディフで23-5の敗北を喫しました。

ランキング: ウェールズが勝利し、イタリアが南アフリカに敗北した場合、ウェールズは9位に浮上します。日本は11位以上には上がれません。

10月12日（土）

南アフリカ 対 イタリア – 現地時間14:00（日本時間 21:00）

試合について: ホスト国南アフリカは、この対戦で初勝利を狙い、タイトルの望みを繋げたいと考えています。

対戦歴: 対戦歴: イタリアはこれまでの2回の対戦で勝利しています。2018年にプラートで35-10、昨年のWXV 2大会でアスーロンスタジアムで36-18で勝利しています。

ランキング: イタリアが勝利すれば8位に浮上し、南アフリカは勝利しなければ11位以内に入る望みがなくなります。

オーストラリア 対 スコットランド – 現地時間16:00（日本時間 00:00）

試合について: ワラルーズは引き分けでもタイトル獲得が確定しますが、スコットランドは勝利が必要です。

対戦歴: スコットランドはこれまでワラルーズに勝ったことがなく、過去3回の対戦でオーストラリアがすべて勝利しています。1998年には25-15、4年後には30-0、そして2022年には14-12で勝利しています。

ランキング: スコットランドは5位以上には上がれませんが、オーストラリアが勝利すれば、アメリカとアイルランドの試合結果次第で5位に浮上する可能性があります。

WXV 3

10月11日（金）すべての試合はドバイのザ・セブンススタジアムで開催されます

サモア 対 マダガスカル – 現地時間19:00（日本時間 00:00）

試合について: サモアは勝利することで女子ラグビーワールドカップ2025への出場権を獲得し、タイトルへの望みも維持することができます。

対戦歴: 両チームはこれが初対戦となります。

ランキング:サモアが勝利してもレーティングは向上しませんが、マダガスカルが勝利すれば、過去最高の24位に浮上します。

10月12日（土）

オランダ 対 香港 – 現地時間18:00（日本時間 23:00）

試合について: 女子ラグビーワールドカップ出場を目指す両チームがイングランド行きを狙い、全力を尽くします。

対戦歴: 香港は最初の2回の対戦で14-12、18-0と勝利しましたが、直近の対戦ではオランダが19-17で勝利しています（2023年5月）。

ランキング:この対戦で3度目の勝利を収めれば香港はオランダを上回ります。勝利したチームは他のWXV 3の結果次第で15位に浮上する可能性があります。

フィジー 対スペイン – 現地時間20:30（日本時間 01:30）

試合について: スペインは勝利すればタイトルが確定し、女子ラグビーワールドカップ出場も決定します。フィジーが勝てば、サモアがチャンピオンとなる可能性もあります。

対戦歴: ラス・レオナスはこれまでの唯一のフィジーとの対戦で勝利しています。Claudia Peña Hidalgoの2トライとAmalia Argudo選手の11得点により、12ヶ月前ドバイで26-19で勝利しました。

ランキング: スペインは13位から上がることはできませんが、フィジーを破れば南アフリカとの差が0.25ポイントに縮まる可能性があります。フィジーが勝てば14位に浮上します。