2年目を迎えた女子国際大会のWXV2に臨む女子日本代表の大会登録メンバーが決まった。
レスリー・マッケンジー女子日本代表ヘッドコーチが選んだ30人のメンバーは、開催初年度の昨年大会から引き続いての出場となる顔ぶれがほとんど。今回初参戦は7人で、そのうち2022年にニュージーランドで行われたラグビーワールドカップ2021も経験しなかったメンバーはWTB香川メレ優愛ハヴィリ、HO小鍛治歩、SH妹尾安南の3選手のみ。ほかのメンバーはWXV2023かRWC2021を経験している。
最多キャップは今春スーパーラグビーのチーフス・マナワに参戦した齊藤聖奈で44キャップを保持。一方、最小キャップは今月14日のイタリア戦で代表デビューしたばかりの妹尾で、2キャップの香川とともに“新しい選手”となる。チーム全体での総キャップ数は554を数え、キャプテンは長田いろはが務める。
日本は今年5月に行われたアジアチャンピオンシップ連覇で2年連続でのWXV2への出場権を獲得した。その後、6月にフィジー遠征でフィジー代表と2連戦(1勝1敗)、8月に国内でアメリカ代表と2連戦(1分け1敗)を行った。
今大会へはイタリア戦(8-24)を経て、16日から大会が開催されるケープタウンに入り、現地で調整を続けている。
昨年大会は1勝2敗で終わった日本だが、今大会ではプールAに入り、クロスプール方式でプールBの開催国の南アフリカ(27日)、スコットランド(10月5日)、ウェールズ(11日)と対戦する。
女子日本代表 WXV2大会登録メンバー
阿部 恵 (ARUKAS QUEEN KUMAGAYA、25キャップ)
今釘小町 (ARUKAS QUEEN KUMAGAYA、26)
大塚朱紗 (ARUKAS QUEEN KUMAGAYA、28)
香川メレ優愛ハヴィリ (ナナイロプリズム福岡、2)
加藤幸子 (横河武蔵野アルテミ・スターズ、25)
川村雅未 (―、16)
北野和子 (MIE PEARLS、15)
公家明日香 (ARUKAS QUEEN KUMAGAYA、15)
向来桜子 (日本体育大学ラグビー部女子、16)
小鍛治 歩 (東京山九フェニックス、8)
小林花奈子 (横河武蔵野アルテミ・スターズ、14)
小牧日菜多 (東京山九フェニックス、17)
齊藤聖奈 (MIE PEARLS、44)
左高裕佳 (横河武蔵野アルテミ・スターズ、20)
佐藤優菜 (東京山九フェニックス、17)
妹尾安南 (東京山九フェニックス、1)
谷口琴美 (横河武蔵野アルテミ・スターズ、20)
津久井 萌 (横河武蔵野アルテミ・スターズ、35)
長田いろは* (ARUKAS QUEEN KUMAGAYA、34)
永田虹歩 (MIE PEARLS、23)
西村蒼空 (MIE PEARLS、14)
弘津 悠 (ナナイロプリズム福岡、10)
古田真菜 (東京山九フェニックス、30)
細川恭子 (MIE PEARLS、13)
松田凛日 (東京山九フェニックス、9)
松村美咲 (東京山九フェニックス、8)
峰 愛美 (日本体育大学ラグビー部女子、7)
山本 実 (YOKOHAMA TKM、32)
吉村乙華 (ARUKAS QUEEN KUMAGAYA、22)
ンドカ ジェニファ (北海道バーバリアンズディアナ、8)
注:* 印はキャプテン、所属のあとの数字はキャップ数)