ポンスフォードは、2021年に女子ハイパフォーマンスマネジャーとしてワールドラグビーに加わって以来、ラグビーの世界的なハイパフォーマンス体制の再構築に尽力し、世界的な観客数のシェアを拡大するというこのスポーツの使命に沿って、ハイパフォーマンス向上のための的を絞ったアプローチを作り上げてきました。
特筆すべき成果としては、対象となる協会に対し、女子ラグビーワールドカップ2021やWXVなど最高峰のイベントに向けた準備のアプローチをリセットしたことが挙げられます。また、女子ラグビーにおけるクラブと国代表チーム、また15人制とセブンズの環境の調和を促すため、グローバルカレンダーの見直しにも大きく貢献しました。さらに、新たなコーチ教育プログラムと専門的なパフォーマンス・コンサルタントの配置を行うなど、女子ラグビー計画に沿い、女子ラグビーの世界的な水準を高めるための全体的なアプローチの構築にも貢献しました。
さらに最近では、暫定ハイパフォーマンス・ディレクターとして女子ラグビー全般における指導者としてより幅広い任務を兼務しています。2026年からスタートする新たな男子ネーションズカップに向けて準備を進める協会のニーズと機会を理解するにあたっても指揮を執り、男子ラグビーワールドカップの予選モデルの見直し、将来の女子大会モデルをめぐる議論など、競技界全体でその能力を発揮しています。
2026年から始まる2部制のネーションズカップ、アサヒスーパードライ・パシフィック・ネーションズカップの再構築、男子ラグビーワールドカップの新たな予選モデル、世界的な女子の大会モデルの見直しなどはすべて、拡大版男女ラグビーワールドカップの水準の向上という中核的な目標の中核をなすものです。ポンスフォードは、フィールドでのラグビーの発展に役立つ個別のプログラムについて、各協会やリージョンとやり取りをしていく上で中心的存在となります。
ワールドラグビーのアラン・ギルピン最高経営責任者は次のように述べました。「世界的なプロセスを経て、ニッキー・ポンスフォードをハイパフォーマンス担当ディレクターに任命できることを嬉しく思います。世界のラグビー界で最も成功し、広く尊敬されているハイパフォーマンスマネージャーの一人であるニッキーは、その豊富な経験と情熱を、世界のラグビー界を成長させ、より多くの国のより多くの人々にラグビーの魅力を伝えるという私たちの使命を支える極めて重要な役割に注ぎ込んでくれるでしょう。」
ワールドラグビーのコンペティション&フォーマンスディレクターであるナイジェル・キャスは次のように加えました。「ニッキーは、女子ラグビーの展望を再定義するとともに、協会がハイパフォーマンスの目標を達成できるよう、私たちが協会と提携し、サポートする方法を改革する上で主導的な役割を果たし、ラグビー界全体に大きな印象を与えました。このスポーツは、男女の新しいカレンダーと大会、そして明確な成長指令の中でのラグビーワールドカップの拡大など、重要でエキサイティングな時代を迎えており、ニッキーはその情熱と専門知識、そして協力的なアプローチで、対象となる協会が潜在能力を発揮できるよう支援し、グローバルなゲームの競争力を高め、最終的にはすべての人に新たな収益機会をもたらすことになるでしょう」。
ポンスフォードも次のように語りました。 「新たな大会モデルや男子・女子ラグビーワールドカップ、そしてそれ以降も拡大を続ける競技カレンダーの中で、競争力の向上を持続的にサポートする的を絞ったソリューションを提供するために、事業全体、そしてより広く協会やリージョンと協力できることに興奮しています」