オーストラリア、シドニー - オーストラリアで開催される男子・女子ラグビー・ワールドカップ2027、2029の準備は、ワールドラグビーがラグビーオーストラリアとともに過半数を所有するジョイントベンチャー、 現地運営会社(LOC)の主要幹部人事が整い、ますます加速しています。

シドニーに本部を置く、クリス・スタンリー代表取締役率いる幹部チームに、世界的なスポーツイベントの運営に携わる第一人者、ジェーン・フェルナンデス氏(運営担当エグゼクティブ・ゼネラルマネージャー)とミシェル・エンライト氏(ビジネス担当エグゼクティブ・ゼネラルマネージャー)が加わりました。

大規模なイベント開催において豊富な経験を持つ二人の任命は、オーストラリアラグビーの歴史を刻む黄金の10年間で、ラグビーに新しい世代のファンを惹きつけ、維持するための足がかりとなるイベントを運営するという使命を反映したものです。

ジェーン・フェルナンデスは、オーストラリアとニュージーランドの合同開催で行われたFIFA女子ワールドカップ2023で最高運営責任者を務め、女子スポーツに変革をもたらし、新たなレベルに引き上げ、大会を大成功に導いたと称賛されました。ジェーンはまた、オーストラリア・オリンピック委員会のスポーツ・ジェネラル・マネージャーや、AFCアジアカップ2015のトーナメント・ディレクターを歴任するなど、スポーツやメジャー・イベントの経験も豊富です。

ミシェル・エンライトは、2022年のICC T20ワールドカップで男子大会の最高責任者を務め、2020年の世界記録を更新した女子大会の最高運営責任者を務めています。 それ以前は、ゴールドコースト2018オリンピック大会の財務・管理部門責任者、FIFA U20ワールドカップ・ニュージーランド2015のコーポレート・サービス・ディレクター、ハイパフォーマンス・スポーツ・ニュージーランドのビジネス・オペレーションズGMを務めました。

これら2つの重要な役職に加え、最近ではスコット・ミュア(イベントサービスGM)、ニック・デューク(会場責任者)、アリー・ダーキス(ピープル&カルチャー責任者)、シモーヌ・パピルニク(チームサービス責任者)、そしてラグビー・オーストラリア招致チームからラグビー・ワールドカップ・プロジェクト・マネージャーに異動したアリシア・キョウが任命されました。

ラグビーワールドカップ2027のクリス・スタンリー代表は次のように語っています。「ジェーンとミシェルを、成長し才能あふれるラグビーワールドカップ2027・2029オーストラリア開催チームに迎えることができ、大変嬉しく思います。このような優秀な人材を迎えられたことは、オーストラリアにおけるラグビーの黄金の10年の中で、王冠の宝石となる大会を、オーストラリア人の心にラグビーとその価値を定着させる大会にするという野心と魅力を証明しています。

「今回の人事は、男子ラグビーワールドカップ2027開催に向け、開催ライフサイクルの中で重要な1年となるこの時期、具体的な運営計画に着手するためのギアチェンジでもあります。今年は、予選プロセス、大会フォーマットの抽選時期、開催都市と会場の確定など、大きな決定事項がいくつかあります。

「これらの節目となる瞬間はすべて大会の成功を支えるものであり、ゲームチェンジャーとなるラグビーワールドカップ開催への興奮とビジョンを共有してくれる、卓越した才能と経験豊かな2人の人事を得て、準備を加速できることを嬉しく思います。」

ワールドラグビーとラグビーオーストラリアのジョイントベンチャーであり、業務提携会社であるオーストラリア2027とオーストラリア2029の大会運営会社は、ロッド・エディントン卿が会長を務め、ワールドラグビーのイベント・メディア部門が過半数を所有。この部門は、少なくとも2033年までのすべての男子・女子ラグビーワールドカップの開催に責任を持ち、ラグビーへの関心、ファン、参加者の増加、価値の向上を目的としています。