2025年以降、グローバルラグビーカレンダーの再構築の礎となる男子・女子のラグビーワールドカップが拡大します。2031年と2033年にそれぞれ開催される男子・女子ラグビーワールドカップの開催地として、米国が画期的な大会の準備を進めています。

世界中のラグビーへの情熱と、勝利につながるような選手育成とパスウェイプログラムの構築能力で有名なライワルイは、ワールドラグビーのコンペティションズ&パフォーマンス部門に加わります。ライワルイは、ラグビー競技の世界的な発展というワールドラグビーの中心的使命に沿って、ピーター・ホーン・ハイパフォーマンス部長をサポートします。ハイパフォーマンスユニオンと新興国ユニオンにおいて、選手育成イニシアチブを特定・開発し、迅速に軌道に乗せられるよう支援するとともに、その他のHPラグビープロジェクトもサポートしていきます。

今回ワールドラグビーに加わるライワルイは、フライング・フィジアンズのヘッドコーチとして、またフィジーラグビー協会のハイパフォーマンス・ジェネラルマネージャーとして、フィールド内外において男女の国代表チームとパスウェイプログラムの大成功を収めました。

元フィジー代表として活躍したライワルイはセール、ニューポート、サラセンズ、そしてレーシング92でも2列目として活躍してきました。そんな素晴らしいハイパフォーマンスにおける経歴をもつライワルイは、フィジー代表チームを16年ぶりにラグビーワールドカップ準々決勝進出(2023年フランス大会)に導き、フィジー・ドルア・スーパーラグビー・パシフィック大会の設立に不可欠な存在となりました。また2022年にはフィジアナ初の女子ラグビーワールドカップ出場を支援しました。

ライワルイは次のように述べています。 「ワールドラグビーは、このスポーツを発展させ、より多くの協会が躍進する機会を増やし、ブレークスルーを確実なものしようと情熱を注いでいます。私は、間違いなくエキサイティングでチャレンジングなジャーニーとなるこの取り組みに貢献し、国際ラグビーの競技力と影響力を高めていくことを楽しみにしています。」

ワールドラグビーの最高責任者、アラン・ギルピンは次のように述べています。 「サイモンは、男子・女子ラグビーワールドカップの拡大という、ラグビー界にとってエキサイティングかつ重要な時期に我がチームに加わりました。」

「サイモンは経験豊富な成功者であり、チームからベストを引き出す方法を理解しています。彼のスキルは、私たちのハイパフォーマンス部門にある豊富な経験と才能を補完するものであり、ピーター・ホーンをはじめ、幅広いチームと協力して、国際試合の競争力に深みを与える戦略を実行してくれるはずです。」

ディレクター・オブ・ハイパフォーマンス、ピーター・ホーンも次のように加えました。「私たちは従来、ラグビーワールドカップの出場権を獲得したチームが大会に間に合うようにサポートする役割を担ってきました。しかし、すでにカレンダーが決定していることで、ワールドカップだけでなく、新しい競技構造にも対応できるよう、これまでより長期間にわたってチームをサポートするというエキサイティングな任務があたえられました。」

「サイモンは、彼の経験すべてと、各協会のニーズ、そしてパフォーマンス・ユニオンたちが求めるハイパフォーマンスな状況について理解しており、アメリカでのラグビー・ワールドカップに向けて、より競争力のあるゲームを構築するために、各協会とのパートナーシップを推進する上で最適な人材です。彼と一緒に仕事ができることを楽しみにしています。」