南アフリカのヘッドコーチJacques Nienaberは、10月28日(土)にスタッド・ド・フランスで行われるワールドカップ決勝戦でニュージーランドと戦うメンバー23人を発表した。準決勝でイングランドと対戦した先発メンバーからの変更は、ハーフ団のFaf de KlerkおよびHandre Pollardの2人のみである。彼らに取って代わられたCobus ReinachおよびManie Libbokは23人から完全に外れ、南アフリカは9月23日のプールBのアイルランド戦で採用した交代要員のフォワードとバックスの割合を7-1に戻す。
1 Steven Kitshoff
2 Mbongeni Mbonambi
3 Frans Malherbe
4 Eben Etzebeth
5 Franco Mostert
6 Siya Kolisi (C)
7 Pieter-Steph Du Toit
8 Duane Vermeulen
9 Faf de Klerk
10 Handre Pollard
11 Cheslin Kolbe
12 Damian de Allende
13 Jesse Kriel
14 Kurt-Lee Arendse
15 Damian Willemse
交代要員:
16 Deon Fourie
17 Ox Nche
18 Trevor Nyakane
19 Jean Kleyn
20 RG Snyman
21 Kwagga Smith
22 Jasper Wiese
23 Willie Le Roux
- ヘッドコーチのJacques Nienaberは、イングランドに1点差で勝利した準決勝のスコッドから、先発2人および交代要員3人の計5人を変更した。
- Faf de KlerkおよびHandre Pollardは、再びハーフ団としてコンビを組む。コンビを組んで先発するのは今回で25回目となり、ニュージーランド戦では8回目となる。
- Nienaberは交代要員の割合を7-1にして、Jean Kleyn、Jasper Wieseを選出。そしてVincent Kochに代わりTrevor Nyakaneを入れた。
- Nienaberは、2019年ワールドカップの決勝戦で先発した15人のうち、Bongi Mbonambi、Frans Malherbe、Eben Etzebeth、Siya Kolisi、Pieter-Steph du Toit、Duane Vermeulen、Faf de Klerk、Handre Pollard、Damian de AllendeおよびCheslin Kolbeの10人を選出した。2019年は交代要員だったSteven KitshoffおよびFranco Mostertは、今回スタメンとなり、先発だったWillie Le Rouxは今回唯一の交代要員となる。RG Snymanは、今回も交代要員として入った。
- これらの14選手は、ラグビーワールドカップの栄冠を2回勝ち取ったOs du Randt (1995年および2007年)およびFrans Steyn(2007年および2019年)に肩を並べることを狙っている。
- 今回の先発メンバーの代表キャップ数を全員合わせると987になる。先発15人の中でキャップ数が50以下の選手は、バックスリーのCheslin Kolbe(30キャップ)、Kurt-Lee Arendse(14キャップ)およびDamian Willemse(38キャップ)だけである。
- Duane Vermeulenは、2019年の決勝戦でプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出された。
- Kurt-Lee Arendseは、2022年7月に代表デビューして以来、ニュージーランド戦2試合のそれぞれで決めた1トライずつを含め、スプリングボクスとして14試合に出場し13トライを挙げている。
- Handre Pollardは、ニュージーランドと対戦した選手の中の歴代最多得点記録(149点)で3位となっている。対ニュージーランドの最多得点記録で彼を上回るのは、オーストラリアのMatt Burke(176点)およびアルゼンチンのNicolás Sánchez(152点)だけである。
- 彼は、2017年からスタッド・ド・フランスにおいて14回連続でゴールキックを蹴っている。彼が最後に同会場でキックを外したのは、2017年のフランス戦である。