イングランドのヘッドコーチSteve Borthwickは、金曜日行われるアルゼンチンとの銅メダル決定戦に向けて、 Ellis Genge、Theo Dan 、そしてWill Stuart を起用し、新しいフロントローを選考した。Ollie ChessumはセカンドローとしてMaro Itojeに加わり、フランカーのSam Underhillは先発出場を手にした。スクラムハーフのAlex MitchellはBen Youngsと代わってベンチに下がり、Henry Arundell(写真)はElliot Dalyと入れ替わって左ウィングに入る。Marcus Smithはフルバックに戻り、Freddie Stewardはウィングに移った。

1 Ellis Genge
2 Theo Dan
3 Will Stuart
4 Maro Itoje
5 Ollie Chessum
6 Tom Curry
7 Sam Underhill
8 Ben Earl
9 Ben Youngs
10 Owen Farrell (c)
11 Henry Arundell
12 Manu Tuilagi
13 Joe Marchant
14 Freddie Steward
15 Marcus Smith

交代要員:
16 Jamie George
17 Bevan Rodd
18 Dan Cole
19 David Ribbans
20 Lewis Ludlam
21 Alex Mitchell
22 George Ford
23 Ollie Lawrence

  • イングランド代表のヘッドコーチSteve Borthwickは、先週末の準決勝で南アフリカに敗れた後、フォワード陣5人、バックライン3人の先発メンバーを変更した。
  • プロップのWill Stuartは3回のベンチ出場を経て、RWCにおける初先発となる。
  • バックローのSam Underhillは、2022年のツアーの中でブリスベンで行われたオーストラリア戦での2回目のテストマッチ出場以来、イングランド代表として初めてのテストマッチ出場となる。彼にとってRWCでの試合出場は、2019年の横浜での決勝以来となる。
  • フランカーのTom Curryは、イングランド代表として50回目のテストキャップを獲得することになる。彼はキャリアテスト49試合のうち48試合で先発出場しており、ベンチから出場したのは2020年のジョージア戦のわずか1試合だった。
  • Ben YoungsはRWC 2023で初先発出場を果たす。これまでは2試合においてベンチから出場し、合計53分間プレーしていた。YoungsとFarrellがイングランド代表のハーフ団として共に先発するのは、シックスネーションズ2021でのスコットランド戦以来となる。
  • ナンバーエイトのBen Earlは、RWC 2023においてイングランド代表選手の中で最長となる413分間プレーしている。彼はアルゼンチンのプロップThomas Gallo(21人)とニュージーランドのArdie Savea(23人)に次いで、全フォワードの中で3番目に多いディフェンダー(20人)を抜いた。また、全選手中3番目に多い66タックルを記録している。
  • RWCでこれまで1試合にしか出場していないにも関わらず5トライを記録したウィングのHenry Arundellは、2011年にChris Ashtonが記録した6トライのイングランド記録を超えることを目指す。