10月28日(土)にスタッド・ド・フランスで行われるラグビーワールドカップ2023決勝ニュージーランド対南アフリカ戦でイングランドのWayne Barnesが主審を務める。
Barnesは、2006年6月にスバで行われたフィジー対サモア戦でデビューを果たし、代表戦における主審を、世界最多となる110回務めたレフリーである。彼は、ラグビーワールドカップ決勝戦の審判を務める2人目のイングランド人であり、1人目は1995年にニュージーランドと南アフリカが最後にタイトルを掛けて対戦した時の主審だったEd Morrisonであった。
44歳の彼は、Kerry Fitzgerald(オーストラリア、1987年)、Derek Bevan(ウェールズ、1991年)、Andre Watson(南アフリカ、1999年と2003年)、Alain Rolland(アイルランド、2007年)、(アイルランド、2007年)、Craig Joubert(南アフリカ、2011年)、Nigel Owens(ウェールズ、2015年)、Jérôme Garcès(フランス、2019年)も名を連ねる、ラグビーワールドカップ決勝で主審を務めた人々の栄誉名簿にその名を刻むこととなる。
Barnesにとって5大会目となるラグビーワールドカップにおいて、主審を務めるのは27回目でこれは記録的となる。決勝戦は、フランス2023大会において彼が主審を務める6試合目となり、東京で行われた銅メダル決定戦でニュージーランドがウェールズを破った試合で彼が主審を務めた時のRWC 2019での記録に並ぶ。
BarnesはKarl DicksonとMatthew Carleyを副審として、Tom Foleyをテレビジョン・マッチ・オフィシャル(TMO)として迎える。
銅メダル決定戦の指名
ワールドラグビーはまた、10月27日金曜日にスタッド・ド・フランスで行われるアルゼンチン対イングランドの銅メダル決定戦のエミレーツ・マッチ・オフィシャルを発表した。
Nic Berry(オーストラリア)は、副審のNika Amashukeli(ジョージア)とAndrew Brace(アイルランド)、そしてTMOとしてBen Whitehouse(ウェールズ)のサポートを受け、銅メダル決定戦で主審を務める。
ワールドラグビー会長のBill Beaumont卿は、「ワールドラグビーを代表して、Wayne Barnesがラグビーワールドカップ2023決勝戦の主審に任命されたことを祝福したいと思います。このような任命は、この大会だけでなく、輝かしいキャリアを通じたWayneの才能を反映しています。」と、コメントした。
「これは彼の試合に対する献身、彼の家族からのサポート、そしてマッチオフィシャルチーム全体に存在する協力と卓越性の精神の結果です。今週末の彼とNic Berryの幸運を祈ります。」
ワールドラグビーのハイパフォーマンス15人制マッチオフィシャルマネージャーのJoël Jutgeは次のように付け加えた。「Waynの試合を読み、理解する能力は誰にも負けません。彼はまた、このラグビーワールドカップでの素晴らしいマッチオフィシャルチームの中心となる情熱、プロフェッショナリズム、そして献身的な姿勢を体現しています。」
「決勝戦の主審という栄誉は最終的には個人に与えられるものですが、重要な時に自分の役割を果たしてきたのは26人のオフィシャルからなるチームです。また、Karl、MatthewそしてTomの決勝戦への指名と、Nic、Nika、AndrewそしてBenの銅メダル決定戦への指名を祝福したいと思います。」