イングランドのヘッドコーチSteve Borthwickは、10月21日(土)にスタッド・ド・フランスで行われる南アフリカ戦のスコッド23人を発表し、準々決勝でフィジーを下した先発15人から3人を変更した。交代要員となったEllis GengeおよびOllie Chessumに代わってJoe MarlerおよびGeorge Martinがそれぞれルースヘッド・プロップ、セカンドローに入る。Freddie Steward は、23人から完全に外れたMarcus Smithに代わってフルバックに入る。
1 Joe Marler
2 Jamie George
3 Dan Cole
4 Maro Itoje
5 George Martin
6 Courtney Lawes
7 Tom Curry
8 Ben Earl
9 Alex Mitchell
10 Owen Farrell (c)
11 Elliot Daly
12 Manu Tuilagi
13 Joe Marchant
14 Jonny May
15 Freddie Steward
交代要員:
16 Theo Dan
17 Ellis Genge
18 Kyle Sinckler
19 Ollie Chessum
20 Billy Vunipola
21 Danny Care
22 George Ford
23 Ollie Lawrence
- Joe Marlerは、2023年に8キャップ中6キャップをベンチから獲得した後、今年3度目の先発出場となる。 彼は2018年のケープタウンでの対戦以来、南アフリカ戦では先発していない。
- George Martinは、2021年のデビュー以来、わずか4回目の先発出場となる。RWC23での唯一の先発出場は、プールDのチリ戦だった。
- このマッチデーのスコッドには、RWC 2019の決勝戦から次の13人が残っている(そのうち6人が今回も先発):Jamie George、Kyle Sinckler、Maro Itoje、Courtney Lawes、Tom Curry、George Ford、Billy Vunipola、Jonny May、Owen Farrell、Manu Tuilagi、Elliot Daly、Joe MarlerそしてDan Cole。
- 先発15人のうち、RWC 2019決勝以降の過去2試合の南アフリカ戦でそれぞれ先発出場したのはTom Curry、Maro Itoje、Jonny May、Freddie StewardおよびManu Tuilagiの5人のみとなる。
- Owen FarrellはWill Carlingと並んで、ラグビーワールドカップの準決勝で2度チームを率いた唯一のイングランド代表キャプテンとなる。イングランド代表としては111回目のテストマッチで、99回目の先発出場となる。彼がイングランド代表キャプテンとして南アフリカ代表と対戦した6試合のうち、勝利したのはわずか2試合(いずれも2018年)である。
- イングランド代表とブリティッシュ・アンド・アイリッシュ・ライオンズを合わせると、スプリングボクスとのテストマッチは彼のキャリアで15回目となる。
- Ben Earlは、RWC 2023でイングランド代表選手の中で、最長となる333分間の試合出場を果たしている。彼はフォワードとしてRWC 2023で2番目に多いキャリー数を達成しており、フィジーのViliame Mata(54)に次ぐ48回を記録している。また、アルゼンチンのプロップThomas Gallo(18)に次いで全フォワードの中で2番目に多い数のディフェンダー(17)を破り、チーム最高の60回のタックルを行い、同数2位となる数のラック(22)に参加し、ジャッカル1回とペナルティ1回を獲得した。
- Courtney Lawesは、2021年における南アフリカとのブリティッシュ・アンド・アイリッシュ・ライオンズのテスト戦3試合すべてに先発出場したが、RWC 2019の決勝戦以降、イングランド代表ジャージを着ての対戦はしていない。
- Maro Itojeは、イングランド代表とブリティッシュ・アンド・アイリッシュ・ライオンズとしてのキャリアを通じて、南アフリカ戦で出場を逃したのはたった10分間のみである。過去6回のテストマッチで80分間フル出場し、2018年以降の10戦のテストマッチのうち9試合でフル出場している。
- 彼は2022年7月にブリスベンで行われたオーストラリア戦以降、どのテストマッチでも途中出場しておらず、過去16回のテストマッチではいずれも80分間フル出場している。彼は2018年にエリス・パークで行われた南アフリカ戦で初のテストマッチにおけるトライを決めた。