ワールドラグビーは、今週末にスタッド・ド・フランスで行わるラグビーワールドカップ2023準決勝のためのエミレーツ・マッチオフィシャルズを発表した。
Angus Gardner(オーストラリア)は、10月20日金曜日(21:00中央ヨーロッパ時間)にサン=ドニで行われるアルゼンチン対ニュージーランドの試合で主審を務める。副審としてNic Berry(オーストラリア)とKarl Dickson(イングランド)、テレビジョン・マッチオフィシャルとしてBen Whitehouse(ウェールズ)が加わる。
Ben O’Keeffe(ニュージーランド)は、10月21日土曜日(21:00中央ヨーロッパ時間)にサン=ドニで行われるイングランド対南アフリカの試合で主審を担う。副審としてAndrew Brace (アイルランド)とPaul Williams(ニュージーランド)、TMO(テレビジョン・マッチオフィシャル)としてBrendon Pickerill(ニュージーランド)が加わる。
- Angus GardnerとBen O’Keeffeにとって、ともに初のラグビーワールドカップ準決勝となる。
- Gardnerがアルゼンチン対ニュージーランドの試合で主審を務めるのは5回目だが、ラグビーワールドカップのノックアウトステージの試合で主審を担うのは初めてとなる。
- このオーストラリア人であるオフィシャルは、2020年11月にアルゼンチンが25-15で歴史的な勝利を得た際に主審を務めた。
- 彼は、直近で両チームが戦った7月のラグビーチャンピオンシップにおいて、ニュージーランドが41-12で勝った時も主審を務めていた。
- GardnerにとってRWC2023において主審を務めるのは4試合目であり、O'Keeffeにとっては5試合目となる。
- このニュージーランド人であるオフィシャルは、2018年6月に南アフリカが42-39で勝利した試合以来、イングランド対南アフリカの試合で主審を務めるのは2回目となる。
- すべての副審とTMOたちにとって、初の男子ラグビーワールドカップとなる。
- しかし、Ben Whitehouseは、昨年11月に行われた女子RWC2021においてイングランド対カナダの準決勝でTMOを務めた。
選出は功績に基づいており、より多くのマッチオフィシャルたちがラグビーワールドカップ2023の決勝戦と3位決定戦への選出のための争いに残ることとなる。
ワールドラグビーは、マルセイユで行われたウェールズ対アルゼンチンの準々決勝でふくらはぎを負傷したJaco Peyper(南アフリカ)が、大会から外されたことを発表した。
ワールドラグビー会長のBill Beaumont卿は、「AngusとBen、副審およびTMOの皆さんが準決勝に選出されたことを祝福したい。」と述べた。
「マッチオフィシャルグループ全体が、素晴らしい一連の準々決勝を含め、格別なラグビーワールドカップにおいて、完璧で前向きな役割を果たしています。」
ワールドラグビーハイパフォーマンス15人制マッチオフィシャルマネージャーであるJoël Jutge氏は、「選ばれた皆さん、おめでとうございます。これはチームの努力であり、この選出はグループのこれまでの懸命な働き、お互いに与え合ってきた励ましとサポートを反映しています」と付け加えた。
「怪我で欠場となったJaco Peyperにも敬意を表したいと思います。彼も、本来であれば選出のための争いに残っていたことでしょう。彼の早い回復を祈っています。」