イングランドのヘッドコーチSteve Borthwickは、10月15日(日)スタッド・ド・マルセイユで行われる準々決勝フィジー戦のスコッド23人を発表した。フライハーフ専門のMarcus SmithがFreddie Stewardに代わってフルバックで先発、キャプテンのOwen Farrellは10番に移動し、George Fordは交代要員でベンチ入りする。Elliot Dalyは左ウイングに入り、Jonny Mayは右フランカー、Joe Marchantはアウトサイド・センターに戻り、Manu Tuilagiはインサイド・センターに入る。
1 Ellis Genge
2 Jamie George
3 Dan Cole
4 Maro Itoje
5 Ollie Chessum
6 Courtney Lawes
7 Tom Curry
8 Ben Earl
9 Alex Mitchell
10 Owen Farrell (c)
11 Elliot Daly
12 Manu Tuilagi
13 Joe Marchant
14 Jonny May
15 Marcus Smith
交代要員:
16 Theo Dan
17 Joe Marler
18 Kyle Sinckler
19 George Martin
20 Billy Vunipola
21 Danny Care
22 George Ford
23 Ollie Lawrence
- ヘッドコーチのSteve Borthwickは、前回のサモア戦の接戦を制した先発メンバーから、バックスにおいて2人のメンバー変更と4つのポジション変更を加えた。
- Owen Farrellは今年6回目となるフライハーフの位置に戻る。2023年にイングランドが出場した8試合のテストマッチの中で、彼はインサイドセンターとして2試合に先発出場し、1試合にベンチから出場した。Farrellは先週12番のジャージを身につけ、ハーフバック団としてAlex Mitchellと共に出場するはこの試合が初となる。
- Elliot Dalyはチリ戦以来の左ウィング復帰を果たし、Jonny Mayが今年3度目となる右ウィングに入ることになった。2020年の初め以来、彼がプレーした24試合のテストマッチのうち、19試合は左ウィングとしての出場になる。
- Joe Marchantは、右ウィングからアウトサイドセンターへ移り、第2ラウンドでの日本戦以来初めて、再びミッドフィールドでManu Tuilagiとペアを組む。
- Marcus Smithがフルバックとして先発するのは、彼のテストキャリアのうちまだ2度目となる。第3ラウンドでイングランドが71-0で勝利したチリとの試合が1回目となる。
- 8月にイングランドがフィジーに30-22で敗れた試合の先発15人から、今回残るのは10人となる。Jonny May、Manu Tuilagi、Alex Mitchell、Ellis Genge、Dan Cole、Maro Itoje、Ollie Chessum、Ben Earl、Marcus SmithおよびCourtney Lawesが該当する。
- Ben Earlは、RWC2023においてイングランドとして最長出場時間を獲得しており、4試合で253分となる。彼は、チーム最多キャリー数(37)と最多タックル数(44)を達成し、ディフェンス突破数(10)とラインブレイク数(3)では同率3位に立つ。
- イングランドは、Owen Farrellがインサイドセンターとして先発するテストマッチのうち74%に勝利しているのに対し、フライハーフとして先発する場合、その勝率は64%となる。