ワールドラグビーは、ラグビーワールドカップ2023の準々決勝のエミレーツ・マッチオフィシャルを発表した。
Jaco Peyper(南アフリカ)は、10月14日(中央ヨーロッパ標準時間17:00)マルセイユにあるスタッド・ド・マルセイユで行われるウェールズ対アルゼンチンの準々決勝第一試合の主審を務める。
Wayne Barnes(イングランド)は、10月14日(中央ヨーロッパ標準時間21:00)サン=ドニにあるスタッド・ド・フランスで行われるアイルランド対ニュージーランド戦の主審を務める。
Mathieu Raynal(フランス)は、 10月15日(中央ヨーロッパ標準時間17:00)マルセイユにあるスタッド・ド・マルセイユで行われるウェールズ対アルゼンチンの準々決勝第三試合の主審を務める。
Ben O’Keeffe(ニュージーランド)は、10月15日(中央ヨーロッパ標準時間21:00)サン=ドニにあるスタッド・ド・フランスで行われるフランス対南アフリカ戦の主審を務める。
任命は、プール戦での40試合を振り返りその功績に基づいて決定された。
• O’KeeffeおよびRaynalは、初めてラグビーワールドカップの準々決勝で主審を務める。
• Peyperにとって準々決勝の主審を務めるのは2回目。1回目は2019年のウェールズ対フランス戦で、彼が代表試合で主審をするのが50回目の時だった。
• Barnesにとっては記録的となる4回目の準々決勝となり、Nigel Owen、Jim Fleming、および Derek Bevanを超えた。
• 4人の主審は、これまで263回の代表試合を裁いてきた。
さらに多くのマッチオフィシャルが、今大会における今後の試合に向け任命に考慮される。
ワールドラグビー会長のBill Beaumont卿は次のように述べた。「今回のラグビーワールドカップでのマッチオフィシャル達のパフォーマンスと、彼らがこのスポーツの価値観の大使および守護者として模範を示したことに、私は心から敬意を表します。」
「彼らは、魅力的なプール段階として記憶されるであろう試合で、自分たちの役割を最大限に果たしました。私はJaco、Wayne、 Mathieu、Ben、副審そしてTMOの皆さんに祝福を送りたいと思います。10月28日にスタッド・ド・フランスでウェブ・エリス・カップの優勝者を決定するための通過点となる、4つの魅力的な試合を楽しみにしています。」
ワールドラグビーハイパフォーマンス15人制マッチオフィシャルマネージャーのJoël Jutge氏は次のように付け加えた。「選出された方々、おめでとうございます。パフォーマンスレベルが高かっただけに、選考は非常に難しいものでした。チームとして、マッチオフィシャルは、選手たちが最善を尽くすことができるように、パフォーマンスの一貫性と意思決定の明確性を達成するために懸命に努力してきました。」
「このグループには強力な文化があり、昨年以降に実施された準備のおかげでチームとの強い理解があります。 試合で認識されるのは審判ですが、これはチーム戦なのです。グループ全体として最高の状態を保つための強いチーム倫理を備えた、審判、副審、TMOからなる優秀なチームが存在します。」