ワールドラグビー会長のBill Beaumont卿は、『最高の友情、フランス、そしてラグビー』を示したとしてラグビーワールドカップ2023のプールステージを称え、チーム間のレベル差を減らすためにパフォーマンス・ユニオンに多くの機会をもたらすようにすると誓いました。

大会の裏側でフランスが団結する中、観客を魅了し、心と気持ちをとらえながら、フランス中にある9つの会場で20チームが40試合を行いました。

フィールドでは、チリが初出場を果たし、ポルトガルが初勝利を掴み取る一方で、フィジーが16年ぶりに準々決勝へ進んで大会を盛り上げるなど、歴史を刻みました。

『ラグビーにとって一体感あふれる最高のお祝い』という信念とともに、スタジアム内、ラグビーヴィレッジ、またリビングルームやカフェ、バー、そしてオンラインでも、記録的な数を持って世界が参加しているのです。

「2023フランス大会は、ラグビーを愛するこの国中で、人の心を捉えて、喜ばせました。」とBeaumont氏は述べました。

「美しい9つのスタジアムにおける平均4万7,000人の観戦者とともに、ラグビーヴィレッジでともに過ごした100万人以上のファン、そして前例のない10億を超えるファンたちの社会への参加が、社会的なラグビーワールドカップを形作っています。」

プールA最終戦でのフランスとイタリアの試合は、フランスの放送局TF1において、ピーク時1,450万人を含む、1,300万の視聴者を獲得したが、これはニュージランドと対戦したレ・ブルーの開幕戦に次ぐ、放送局にとって今年2位に達する数値でした。

意義深いことに、前回2007年に大会開催国となって以来、フランスではラグビーの視聴者が最高数を達成しました。

一方で、Beaumont氏は、世界を舞台により競い合えるように、パフォーマンス・ユニオンに確実なものと機会を提供するという約束を繰り返した。また、ラグビーは新しい夜明けに向けて扉を開くというビジョンのもと一体感を持ったと述べました。

Beaumont氏は「大会のこのステージにおいて、12チームが帰国しました。ポルトガル、サモア、トンガ、ウルグアイ、チリおよびジョージアのような国は、敗退したかもしれませんが、決して忘れられることは無いと保証しましょう。

私たちは、こういったチームに、定期的でレベルの高い大会への確実なものと機会をもっと提供するために、すべてのことをしなければならず、そうするのです。

これらのチームは、国際的な試合のスケジュールを考え直す上で私たちの議論の中心となっており、これは少数ではなく多くのチームにとって恩恵のあることとなります。同様に、このことによって、ファンや放送局、またコマーシャルパートナーにとっても素晴らしいものとなる、真に競い合い、予測できないラグビーワールドカップを期待し、アメリカで開催されるラグビーワールドカップ2031を迎えることができるようになるでしょう。」と語りました。