ナントで行われたプールDの熱戦で、Mateo Carrerasがハットトリックを達成し、日本に39-27でスリルある勝利を収めたアルゼンチンは準々決勝に進出しウェールズと対戦する。

センター Santiago Chocobaresの開始70秒でのトライでアルゼンチンは完璧なスタートを切ったが、日本は外側に走り込んだセカンドローのAmato Fakatavaがチップキックを自ら拾いトライを決めた。

Carrerasは、Pieter Labuschagneがシンビンに入り1人欠けたブレイブ・ブロッサムから再びリードを奪うが、スクラムハーフのNaoto Saitoがトライに成功し、点差を15-14に縮めて、スタッド・ド・ラ・ボージョワールでの前半を終えた。

CarrerasとEmiliano Boffelliはともに走り寄ったが、2点差に抑えるべく交代出場したJone Naikabulaが反応すると、このウィンガーはハットトリックを達成し、10月14日(日)にマルセイユで行われるウェールズ戦への進出を決めた。

「チームのみんなをまずは誇りに思います。ここに来るまで沢山の努力をしてきましたし、今日も最高の努力をしてくれた仲間に感謝したいですね。」とキャプテンのKazuki Himenoは語った。

「本当に結果が出なくて残念ですけど、ここまで選手が頑張れたのはファンの皆さんのお陰だと思っています。今回、エベレストの頂上に桜を咲かすことは出来ませんでしたが、自分たちのレガシー、文化、目標、夢っていうものは次に必ず受け継がれていくものだと思います。まだまだ日本のラグビーは強くなれると、そう信じています。」

日本のヘッドコーチとして最後の試合を迎えたJamie Josephは、こう述べた:「ヘッドコーチとして、これ以上のことは望めない出来でした。私の選手は全力を尽くし、彼らは私の後ろで泣き崩れていました。簡単にトライを許したことが一番痛かったです。しかし、それも時間が解決します。」

「非常に厳しく難しい状況で、ラグビーワールドカップ2019年大会から、今大会を誇りに思えるところまでくることができました。」