スコットランドのヘッドコーチGregor Townsend107日(土)にスタッド・ド・フランスで行われるアイルランド戦のメンバー23人を発表した。セカンドローのGrant Gilchrist、スクラムハーフのAli Price、そして右ウィングのDarcy Grahamが84 - 0で勝利したルーマニア戦の後も定位置に残る。トンガ戦で頭部に打撃を受けたキャプテンのJamie Ritchieも出場可能と診断され、ブラインドサイドフランカーとして復帰する。

1 Pierre Schoeman 
2 George Turner 
3 Zander Fagerson 
4 Richie Gray 
5 Grant Gilchrist 
6 Jamie Ritchie (c) 
7 Rory Darge 
8 Jack Dempsey 
9 Ali Price 
10 Finn Russell 
11 Duhan van der Merwe 
12 Sione Tuipulotu 
13 Huw Jones 
14 Darcy Graham 
15 Blair Kinghorn 

交代要員:
16 Ewan Ashman 
17 Rory Sutherland 
18 WP Nel 
19 Scott Cummings 
20 Matt Fagerson 
21 Luke Crosbie 
22 George Horne 
23 Ollie Smith

  • Luke Crosbieに代わりブラインドサイドフランカーに入るJamie Ritchieは、46キャップ目にしてスコットランドのキャプテンを務めるのが15回目となる。キャプテンとして出場した過去14試合の内、8試合でチームを勝利に導いている。
  • 20182月に行われたイングランド戦でベンチからのデビュー出場を果たしたBlair Kinghornは、5年半後のこの試合でスコットランド代表50キャップ目を獲得する。 Kinghornは、その2週間後に初のテストマッチとなるアイルラント戦で先発出場し、トライを決めている。
  • フッカーのGeorge Turnerの両脇にPierre SchoemanZander Fagersonがプロップとして入り、 Richie GrayGrant Gilchrisがセカンドローを構成する。Rory DargeRitchieとともにフランカーに入り、Jack Dempseyがフォワードの最後尾を担う。
  • 2017年にスコットランドがアイルランドに勝利した時のメンバーから次の4人が残る - Zander FagersonRichie GrayFinn Russellそして Huw Jones。
  • Darcy Grahamはスコットランド代表として、ラグビーワールドカップ史上の記録と並ぶ4トライを挙げ、ルーマニア戦では14人のディフェンスを突破しました。この記録は今年のラグビーワールドカップにおいて、1試合で最も多くのディフェンスを突破した選手としての記録で、トンガ戦で14人を突破した、チームメイトであるDuhan van der Merweと並んでいます。
  • Graham84 - 0で勝利したルーマニア戦において、RWCの1試合で4トライを挙げたGavin Hastingsの記録(1995年のアイボリーコースト戦)と並び、また大会通算で5トライを挙げてRWC2023の最多トライ記録1位タイとなった。