フィジーは土曜日にボルドーで行われたプールCの対戦に17 ー 12で逆転勝利し、ラグビーワールドカップ2023の準々決勝進出へ一歩近づいた。

前半、猛攻を仕掛けたのはジョージアで、フィジーはいつも通りのリズムを見つけ出すことに苦戦し、レロスに9点のリードを許してハーフタイムに入った。

フィジーはようやく術を見つけ、Lomani がペナルティゴールを決める前に、51分目にキャプテンのWaisea Nayacalevuが得点し、Frank Lomaniがコンバージョンを決め、15分を残して10 ー 9で試合とリードした。

その後、5分以内に Vinaya Habosiがトライを決めた事により、終了間際でのペナルティに関係なく、ジョージアに対して試合を決定づけた。

Mastercard プレーヤー・オブザマッチに選ばれたLevani Botiaはこう話した。「皆の事を誇りに思います。前半では苦戦し、相手にチャンスを与えてしまいましたが、後半に反撃しました。」

フィジーのヘッドコーチSimon Raiwalui は前半にチームがジョージア相手に苦戦した事を認めながら、このようにコメントした。「ジョージを称えたいです。正直に話すと、前半は先手を打たれました。戦いになるとは分かっていました。この結果を得ることができて良かったです。」

キャプテンのWaisea Nayacalevuはチームの不屈の精神を讃えてこうつけ加えた。「なんていう試合でしょう!かなり疲れました。今日のタフな試合をもたらしたジョージアを称えたいです。」

「皆のことを誇りに思います。なんというチーム力でしょう。気を抜く事なく、戦い続けました。皆には、戦い続けなければならないと伝えました。歴史的な記録を残すチームになりたいというのが、私たちの目標です。」

ジョージアのキャプテンMikheil Nariashvili はこう話した。「チームのことを誇りに思います。ただ、試合に勝利することには届きませんでした。」

「次の試合(ウェールズ戦)でも戦い続けます。我が国ジョージアの最高のラグビーをお見せするため、全選手が最大限の力を発揮します。

Levan Maisashviliヘッドコーチは、怪我がジョージにとっての痛手となったように感じ、こうコメントした。「一週間良い準備ができていましたし、皆激しくプレーしてくれました。ただ、試合の序盤という早い時間帯での怪我に苦しみ、後半に影響が出ました。」

「パフォーマンスが不十分でしたし、ベンチには若くて経験の少ない選手がいました。皆良く頑張り、力を出し切りましたが勝利には及びませんでした。」

「皆の事を誇りに思います。勿論、勝てなかったことは残念ではありますが、次の仕事はウェールズ戦に向けて準備をする事です。ワールドカップ最終戦になるので、継続してベストを尽くしたいと思います。」