開催国フランスは木曜日ドゥ・マルセイユナミビアを相手に96 ー 0で勝利し、ラグビーワールドカップ2023の開幕勝利から負けなしの状態をキープした。

レ・ブルーは、Damian Penaudのハットトリックを含め合計で14トライを挙げた。これでDamian Penaudは、Serge Blancoの38トライ および Vincent Clercの34トライに次ぐ33トライ目を記録し、フランス代表史上最多トライ獲得数で3位となった。

センターの Jonathan Danty およびフランカーのCharles Ollivonは、それぞれ2トライを獲得し、Thomas Ramosは12回のコンバージョンキックを成功させ、ペナルティキックで24点を挙げた。

しかし、ヘッドコーチのFabien Galthiéには懸念があった。スクラムハーフのAntoine DupontがナミビアのキャプテンJohan Deyselと頭部の衝突を起こし、後半の序盤でフィールドを出なくてはならなかったからだ。この衝突でDeyselはレッドカードをもらった。

ナミビアのヘッドコーチAllister Coetzeeは「コーチ陣にとっては厳しい日でした。最初の20分を見ていると、選手は動揺して、’らしくない’ 動きをしていて、プラン通りにプレーしていませんでした。まさにプレッシャーでした。」と発言。

「立て直しを図らなくてはなりません。ワールドカップで一勝するという目的は、まだ生きています。44分にレッドカードでキャプテンを失ったのは痛かったです。その段階で50点でしたので、7点は取れていたはずです。そうすれば、チームに必要な勢いが得られたはずでした。」

ナミビアの副キャプテンのLouis van der Westhuizen は「当然これはがっかりする結果ですし、レッドカードは私たちにとって有利にはなりませんでした。私たちは優秀なフランスチームに力負けして、決定的な差をつけられました。」