ポルトガルのRafael Simõesは、9月16日に行われたラグビーワールドカップ2023プールCのウェールズ戦において規則9.13(危険なタックル)に反する不正なプレーが理由で召喚された後、独立規律委員会の聴聞会に出席した。
独立規律委員会の委員長は、Jean-Noël Couraud(フランス)が務め、元国際選手であるLeon Lloyd(イングランド)と元国際コーチFrank Hadden(スコットランド)が加わる。
同選手は不正プレーがあったことを認めつつも、レッドカードの基準は満たしていないと主張した。
ワールドラグビーの頭部コンタクト判定手順、同プレーヤーまた代理人による提出物、各種カメラアングルとテクノロジーを含む全ての入手可能な証拠を考慮し、独立規律委員会は、次のことを決定した。
- 1 不正なプレーによる無謀な反則行為があったこと、
- 2 レッドカードの基準を満たすには力の程度が十分高くなかったため、警告は支持されなかったこと。
同選手は直ちに出場可能となる。完全な決定書は発表され次第、ここに掲載される。
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