日曜日にスタッド・ド・ニースで行われた試合で、イングランドが34 - 12で日本を破り、プールDの首位に立った。
試合は、Lewis Ludlamが序盤にトライを決め、Mastercard プレイヤー・オブ・ザマッチに選ばれたGeorge Fordの活躍もあり、イングランドが13 - 9とリードしてハーフタイムに突入した。
日本のフライハーフRikiya Matsuda がハーフタイム直後に4本目のペナルティゴールを決め、1点差まで迫ったが、幸運にもプロップ Joe Marlerの頭にボールが当たって跳ね返り、Courtney Lawesがイングランドの2トライ目を挙げ反撃に出た。
Fordの正確なキックパスを受けたFreddie Stewardがコーナーでトライを決めた。最後のプレーではJoe Marchantが飛び込み、ボーナスポイントのトライを挙げ、イングランドはラグビーワールドカップ2023で2戦2勝を飾った。
Mastercard プレイヤー・オブ・ザマッチに選ばれた George Fordの発言。「今夜、また勝利を挙げることができて本当に嬉しいです。厳しい試合になることは分かっていました。日本は、素晴らしいチームで、さまざまな手法で挑んできます。」
「第3クオーターか第4クオーターにならないと、少し引き離すのは難しいことは分かっていました。とにかく2勝目を挙げられたことが感無量です。今夜は改善すべき点もいくつかありましたし、まだまだ向上できるところもあります。」
イングランドのキャプテンを務めるLawesがコメント。「日本を讃えたいです。彼らが戦いを挑んでくることは分かっていましたし、実際その通りでした。コンディションはおそらく見た目ほど良くありません。フィールドはかなり滑りやすくなっています。選手たちは本当によくやってくれましたし、勝ち点5を獲得できたので、これ以上は望めません。」
Marlerの『アシスト』について、Lawesの発言。「彼には感謝しています。ちょっとした幸運が自分たちに有利に働くときもあります。私はそのチャンスを掴みます。」
現在イングランドが2戦2勝していることについて、ヘッドコーチのSteve Borthwickがコメントした。
「選手を思うと嬉しく思います。そして、今夜ここにいる観衆の事も嬉しく思います。多額をかけてでも、このチームを追いかけてくれる素晴らしい応援団がいるので、彼らに良い一夜を過ごして欲しいと思っています。」
「今夜は本当に厳しい試合でした、ボーナスポイントを獲得できてとても嬉しいです。」
日本のヘッドコーチJamie Josephはこうコメントした。「私のチームにおいては彼らを誇りに思います。多くのチャンスを作り出しましたが、ミスが多すぎました。イングランドは私たちをプレッシャー下に追い込みましたが、相手と一進一退するような局面もあったと思いますし、チャンスを活かし切る必要がありましたが、それが出来ませでした。」
キャプテンKazuki Himenoのコメント: 「自分たちがプランニングしてきたものは、すごく出せた部分はあります。ただ後半アンラッキーな部分でトライを取られてしまったところから、流れをつかめず得点を重ねられてしまったのは、今後の反省点かなと思います。」
「後半のところでのゲームメイクです。前半からしっかりとゲームメイクできた部分はあったので、それを後半にしっかり繋げていかないといけません。(そうでないと)こういったタイプのゲームで自力の差が出てしまうのが、一つ(敗戦の)要因かなと思うので、そこをしっかり改善していきたいです。今後もタフなゲームが続くので、そういったところの改善をしっかりしていきたいと思います。」