南アフリカは勝者のあり方をまたも見せ、日曜日にスタッド・ド・ボルドーで行われたプールBの対戦で、ルーマニアを相手に76 ー 0で勝利した。
南アフリカのReinach がハットトリックを決め33 ー 0の点差でハーフタイムに入るまで、26 ー 0の点差をつけるのにかかった時間はたったの10分で、Cobus Reinach （2トライ）、Makazole Mapimpi、そしてDamian Willemseが得点した。
後半では、Mapimpiがハットトリックを達成する為の2トライを決め、さらにDeon Fourie、Grant Williams （2トライ）、Willie Le Roux もトライラインを越えてスプリングボクスの圧倒的存在を示した。
Mastercard プレーヤー・オブザマッチに選出されたMapimpiは、彼らのチームが得点を重ねるたびに拍手喝采を送ってくれたBoks（スプングボクス）のファンに対して感謝を伝えた。
「感謝しています。いつも背中を押してくれます。」とウィングは言った。
「自分自身をチームより（先に）考えることはなく、全てはチームの為です。私が線を超えてトライを取ることは重要ではありません。André（Esterhuizen）、Willie（Le Roux）など、たくさんの選手が良くやってくれたと思いますし、彼らには感謝しています。」
ルーマニアのヘッドコーチEugen Apjokは、ラグビーワールドカップ2023の最初の2試合で、世界ランキング一位のアイルランドと現世界王者である南アフリカとの対戦を経て、チームの一部のプレーに慰めを見出した。
「アイルランド戦では最初の25分、そして今日は前半の20分は戦えていたと思いますので、良い面もありました。」と彼は発言した。
「試合をどう統制するか、特にブレイクダウンにおいてはまだ学びの余地がたくさんあります。」
ApjokのキャプテンであるCristian Chiricaは、雨中での大敗の後にも前向きな口調であった。
「私たちは経験が必要な若いチームなので、世界のトップ級のチームと試合をすることは、私たちにとってとても重要なことです。」と彼は発言。
「南アフリカのような手強く、フィジカルなチームとの試合は難しいですが、ここにきて全力を尽くせているということを嬉しく思います。」
これで、南アフリカはサン＝ドニで土曜日に行われるアイルランド戦に、自信に溢れた雰囲気で集中できる。
「私たちが試した数点においては特に満足していると言えます。」とスプリングボクスのヘッドコーチJacques Nienaberはコメントした。
「違うフッカーを3人起用したことから良い結果を得られたと思います。そしてFaf （de Klerk）も10番を経験することができたので、この試合から得たいと思っていた多くの事を得ることができました。」
