アイルランドは、結束力に欠けるがフィジカルの強いトンガを破り見事ボーナスポイントを獲得し、世界ランキング1位という地位を証明した。

 

フライハーフのhnny Sextonが舵を取った、Andy Farrellのチームは前半40分に奮闘し4トライを決め、31 ー 13の点差をつけた。前半の得点で特筆すべきは、チームの流れるような動きからのSexton自身が挙げたトライ。これは38歳のSextonが、アイルランドの最多得点記録を持つ Ronan O'Garaの記録を破るのに十分な得点だった。

 

 

力強いディフェンスに加え頻繁に選手交代を行ったスター選手揃いのトンガが、後半に入るとアイルランドの前進を遅らせた。ウィングのJames LoweBundee2本目のトライ、そしてRob Herringによる終了間際の得点で、アイルランドの総得点は50点を超え、本大会の有力候補としての地位を証明した。

 

 

「私たちにとって重要なのは個人の記録ではなく、次の試合に勝つこと…つまり前回優勝国との大一番です。」とSextonはコメントした。「今はもうそこに向けて切り替えています。」

 

「ブレイクダウンが整っていませんでした。そこを理解してからは、良い形でトライを取ることが出来ました。今夜のように湿度が高いと、かなりボールが滑りやすくなります。5点を獲得して先に進めるのは良いことです。」

 

 

トンガ代表ヘッドコーチToutai Kefu は正直な評価をした。「正直、私たちにとって(アイルランド)は格上でした。来週はもっと手数を打てるようにしたいです。」

 

「アイルランドが世界一なのには理由があります。」と敗戦したキャプテンのBen Tameifunaはコメントした。「今夜の試合が初のワールドカップ出場となる選手が多く、このレベルに達する為に何が必要かを知った目から鱗の体験でした。」