スタッド・ド・ニースで行われたプールCの一戦で、ウェールズが勇敢かつ熱意溢れるポルトガルを抑え、28 ー 8で辛勝し、ラグビーワールドカップ2023での2勝目を収めた。

ウィングのLouis Rees-Zammitは序盤にトライを決め、 フッカーのDewi Lakeがハーフタイム直前にトライをもぎ取り14 ー 3でリードしていたが、Nicolas MartinsのトライはTaulupe Faletauの戻り際のタックルによって止められた。

フランカーのJac Morganが3トライ目を追加するも、ポルトガルは諦める事なく、Martinsが華麗なラインアウトを起点としたプレーで、ポルトガルの大会復帰16年越しに取るべくして取ったトライを決めた。

Faletau は力づくで最後の局面にトライを決め、ウェールズにボーナスポイントをもたらした。

「ポルトガルを完全に称賛しなければなりません。」と、Tommy Reffellに代わって終盤で入ったMorganは発言した。「今日の彼らは本当に素晴らしかったと思います。フィジカルにプレーしてきて、試合の中で試される局面が多々ありました。彼らは強かった。」

「綺麗にはいかなかったものの、最終的には勝ちきることができました。」と、ウェールズのヘッドコーチWarren Gatlandは言った。「何人か動きの鈍い選手がいましたが、この勝利を得て、次に進みたいです。」

「公平に言うならば、ポルトガルは私たちをプレッシャー下に追い込み、そしてボールを展開した。彼らには感銘を受けました。」

ポルトガルのヘッドコーチPatrice Lagisquet はチームのパフォーマンスに不服であり、「2回ミスをし、そして2トライを決められました。」と発言。「私たちは前半に躊躇しすぎて、集団として十分にプレー出来ていなかった。後半にもっと良いラグビーが出来るという事を見せられましたが、少し残念です。」

「選手の行動には感謝しています。彼らは献身的に、沢山戦ってくれたので、彼らの姿勢を誇りに思います。」