リールでのラグビーワールドカップ2023プールAの試合で、フランスが猛攻するウルグアイを27-12で下し2勝目を挙げた。

 

 

ウルグアイのフライハーフFelipe Etcheverryが出した柔らかいクロスフィールドのパスを、Nicolas Freitasが快足で追いかけ左隅に序盤での試合初のトライを決めると、開催国フランスは意気消沈した。

 

 

Etcheverryと同じポジションであるフランスのAntoine Hastoyは、すぐに黄色のジャージを着るウルグアイの穴を見つけて得点すると、さらにMelvyn Jaminet 2つのペナルティキックでレ・ブルーが13-5とし前半終了。

 

 

世界ランキング17位のウルグアイはBaltazar Amaya の得点で1点差に迫るが、フランスの控え選手Peato Mauvakaが跳ね返ったボールを取って抜け出しトライ。後半の最後に出たLouis Bielle-Biarreyのトライが勝利を確実にした。

 

 

「とても難しい試合でした。」と、フランスのMastercard プレイヤー・オブ・ザマッチに選ばれたMaxime Lucuが語った。

 

 

「ペースを握ろうとしましたが、得点は決められませんでした。サポーターの前でのパフォーマンスには満足していますし、大会は続きます。」

 

 

開幕戦のパフォーマンスで多くのファンを獲得したロス・テロスは、自信を持ってスタッド・ド・ニースに向かいイタリア戦に臨む。

 

 

キャプテンのAndres Vilasecaは次のように語った。

「チームを誇りに思います。キャプテンを務めるのに、これ以上ないチームです。世界屈指のチームのひとつであり、ホームグラウンドでプレーしているフランスと戦いました。本当に誇らしいです。私たちにとって、これは始まりでしかありません。私たちは試合全体を通して戦いましたが、フランスを押し続け戦い抜いたことが鍵でした。」

 

 

フランスのゼネラルマネージャーRaphael Ibanezは、チームの対戦相手を熱心に称賛し、次のように話した。

 

 

「ウルグアイを称えます。彼らは溢れる情熱と気持ちを持ってプレーしました。」

 

 

「ハードな戦いでしたが、チームが今大会において2勝目を挙げたことが最も重要です。ボールを持っているときにミスをした場面もありましたが、いい形でプレーをするのは難しかったです。前半終了間際に得点を決めることができませんでしたが、これがワールドカップの試合です。私たちは、そこから学んで行きます。フランスでプレーしている今大会の良い点は、観客と素晴らしい雰囲気です。ファン皆さんのおかげで、選手たちは活力に満ち溢れています。」