日曜日スタッド・ドゥ・マルセイユでの試合で、試合時間のほとんどを14人だけでプレーしたにもかかわらず、イングランドはフライハーフGeorge Fordがキックでチームの全得点を生み出し、27-10でアルゼンチンを下した。

 

プールDの試合開始から3分、アルゼンチンのフルバックJuan Cruz Malliaと頭部がぶつかったイングランドのフランカーTom Curryはイエローカードをもらったものの、その後のレビューでレッドカードに変えられた。

 

しかし、フォードの蹴った6つのペナルティキックおよび3つのドロップゴールで、Steve Borthwick率いるチームはマルセイユにおける勝利でラグビーワールドカップ2023で大きな存在感を示した。

 

マスターカード・プレイヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれたFordは、ドロップゴールを蹴られるようフィールドのポジションを作り出したイングランドのフォワード陣を讃え、フォワード陣はイングランドの持つ武器の一つだと認めた。

 

「常に用意しています。」とフォードは語った。「フォワードは、自分たちの最高の武器です。ボールが滑りやすくなる時は特に、武器になります。」

 

「序盤、自分たちは選手をひとり失ってしまったので、フィールドにポジションがあれば出来るだけ多く得点しなくてはいけなかったのですが、それがどうにかできました。」

 

 

「アルゼンチンにとって、ほぼすべてが悪い方向に行ってしまった。」

 

イングランドのフランカー Courtney Lawesも戦うフォワード陣を称賛した。

Coley (Dan Cole) Gengey (Ellis Genge) Jinksy (Jamie George)、のフロントローは、信じられないほど素晴らしかったです。」と語った。

 

「彼らは今日の試合の要でした。多くのペナルティを勝ち取り、そのおかげで陣地を奪い、得点できました。彼が勝たせてくれたのです。」

 

アルゼンチンのヘッドコーチ Michael Cheikaは、チームが数的優位を活かせなかったことにフラストレーションを感じていました。

 

彼は「ほとんどプレーできず、何度もプレーが止まりました。プレーしたものは、うまく身についていなかったのです。相手の方がうまくプレーしていたので、私たちは追い込まれていまいました。」

「うまくいかない可能性があったものは、ほぼすべてうまくいきませんでした。私たちはプレーを始めたり止めたりが多かったのだと思います。イングランドは、いろいろな状況をうまく活用していました。彼らを大いに称えたいと思います。」