ワールドラグビーと、保険仲介、リスクマネジメント、コンサルティングサービスのグローバル企業であるGallagherは、本日、Gallagherを女子ラグビーとラグビーワールドカップ2025の公式パートナーとするグローバルパートナーシップの多年契約締結について発表しました。この発表は、世界中の女子ゲームへの参加を促進するためのGallagherのコミットメントを意味します。

このパートナーシップ契約の一環として、Gallagherは2023年と2024年のWXVのオフィシャルパートナーとなります。この大会は、18チームが参加する3層構造の新しい女子ラグビー世界大会です。WXVは今年後半に発足し、女子ラグビーの国際的な状況を一変させ、初めて、すべての協会にとって有意義な道筋を提供し、2025年のラグビーワールドカップの拡大に向けた競争力のある踏み台となる大会です。

WXVは、ワールドラグビーの「アクセラレート」プログラムの目標と連結して、ラグビーワールドカップ2025に向けた国際大会の厚みと競争力の増強を目指します。WXVは、各チームに年間最低10試合の国際試合開催を持続的に提供し、現在の対戦カードプログラムを倍増させ、グローバルゲームのリーチ、プロファイル、インパクトの向上を促します。

Gallagherは、ワールドラグビーと共同で設立したハイパフォーマンスアカデミーの創設パートナーでもあります。このプログラムは、エリートレベルにおける女性コーチやその他のハイパフォーマンスの役割の重要性を高め、女子ゲームに持続的な影響を与えるという明確なミッションのもと、完全没入型の育成・リーダーシッププログラムです。

このプログラムでは、タレントの発掘、専門的なサポート、次世代の国際レベルコーチの育成に焦点を当て、ワールドラグビーがフィールド内外の水準を高め、ラグビーワールドカップ2025年以降に向けて、より競争力のあるゲームをサポートしていきます。このプログラムは、世界中の女子ラグビー水準を包括的に向上させることを目的として、現役のコーチの育成、新人女性コーチやその他のハイパフォーマンス関連の役職のタレントの育成を推進していきます。最初に注力するのは、女子ラグビーワールドカップの開催国に決定しているイングランド、オーストラリア、米国ですが、野望としては、このプログラムを真の意味でグローバルなものにすることです。

「ワールドラグビーと提携し、ラグビーワールドカップ、WXV、Gallagherハイパフォーマンスアカデミーを通じて、エリートレベルを目指す女性たちにパスウェイを提供できることを大変誇りに思います。」と語るのはGallagher会長兼社長兼CEOのJ.パトリック・ギャラガー・ジュニア氏。「Gallagherは、ラグビー界に深く根を下ろし、スポーツ・パートナーシップにおいて豊かな歴史を持ち、チームワーク、品位、包括、尊敬、そしてプロとしての卓越性を通じてハイパフォーマンスを推進する、というコアバリューを共有しています。」

世界規模で女子ラグビーを支援するというGallagherのコミットメントを強調すべく、元ニュージーランド代表でラグビーワールドカップ3冠王、ケンドラ・コックセッジと、イングランドの最多キャップ選手でラグビーワールドカップ優勝者イングランド代表元キャプテンのサラ・ハンターが発表の席に登場。二人がGallagherのワールドラグビーとのパートナーシップのアンバサダーに就任したことが発表されました。

ワールドラグビーの最高責任者、アラン・ギルピンは次のように述べています 「女子ラグビーの成長を加速させるために、Gallagher社と提携できることを大変うれしく思います。これは、ゲーム全体を成長させるための魅力的で否定できない機会が私たちの目の前にある、ということを裏付けるものです。女性たちや少女たちと一緒に主導していくことによって、私たちはラグビーを新たなレベルに押し上げ、新しい市場の鍵を開け、新たなオーディエンスを惹きつけ、インパクトのあるパートナーシップを開発することができるということを示す証拠がそろっています。Gallagherは、私たちのビジョンに共感しています。このパートナーシップは行動的で、私たちの計画と一致しており、私たちはラグビー女子の競争力やインパクトの強化、そして普及を推し進めるため、共に取り組んでいけることを楽しみにしています。」

ワールドラグビーの女子ラグビー担当チーフ、サリー・ホロックスは次のように加えました。「Gallagherは当初から女子ラグビーを支援することに真摯な姿勢を見せてきました。今回のパートナーシップでは、ワールドラグビーが最も重要視している3つのプログラムを支援します。まずWXV。これは3層構造でおこなうワールドラグビーの新たな年次大会です。次にRWC2025。そして今回「ギャラガー・ハイパフォーマンスアカデミー」と名称変更したぷろぐらむです。Gallagherはラグビーに深い関心を持ち、フィールド内外で女性への機会を増やそうと尽力しています。私たちは、2025年とその先を見据えたエキサイティングなパスウェイにおいて、Gallagherと密接に協力することを楽しみにしています。」

10回目を迎え、拡大したラグビーワールドカップ2025は、世界のスポーツカレンダーの中で大きな魅力となり、さらなるにわかファンの獲得につながるものと期待されています。Gallagher社は、イングランド、オーストラリア、ニュージーランドをはじめとするラグビー伝統国での事業を確立していますが、アジア太平洋地域や南米地域でも確固とした事業を展開しており成長中です。このパートナーシップは、Gallagher社の国際的な展望と多様性へのコミットメントを表しており、ラグビーワールドカップ2025のスポンサーシップにおける大きな推進力となっています。

「私たちの価値観を共有するワールドクラスの組織をGallagherと結びつけることができ、大変うれしく思っています。」と述べるのはGallagherのチーフマーケティングオフィサー、クリストファー・E・ミード氏。「このパートナーシップは、女性にキャリア昇進の道筋を提供し、世界中の女子ラグビーの成長をサポートします。また、私たちが生活し働く地域社会とのつながりを深め、私たちの専門知識と革新的なソリューションで地元のビジネスパートナーを支援することにもつながります。」

ローリングメドウズにあるGallagher本社で行われた発足祝賀イベントでは、Gallagher会長兼社長兼CEOのJ・パトリック・ギャラガーJr.氏、ワールドラグビー最高責任者のアラン・ギルピン、ワールドラグビーの女子ラグビー担当ディレクターのサリー・ホロックス、ギャラガー・ラグビーアンバサダーのケンドラ・コックスセッジ、サラ・ハンターによるQ&Aパネルセッションが行われました。また、地元ラグビークラブのシカゴ・ライオンズによるギャラガー・ラグビー・マスタークラスの実演や、王者ニュージーランドから貸し出されたラグビーワールドカップ・トロフィーの展示も行われました。