- ウェイン・バーンズ、ウェールズ対ニュージーランド戦で100テスト達成へ
- その後、バーンズはフランス対南アフリカ戦で新記録の101テストを樹立
- チームとマッチオフィシャルが続々とラグビーワールドカップ2023への道を獲得
- 2023年ラグビーワールドカップのラインナップを完成させる最終予選トーナメントでの任命も決定
イングランドのウェイン・バーンズは、11月のインターナショナルウィンドーでテスト100試合目と101試合目を担当することになり、歴史に名を刻みます。
2006年6月にフィジーでデビューしたバーンズは、11月5日にプリンシパリティ・スタジアムで行われるウェールズ対ニュージーランドの試合を担当し、友人のナイジェル・オーエンスに次いで、テスト100試合を達成した2番目のレフェリーとなります。
イングランド出身の彼は、1週間後の11月12日に6カ国対抗グランドスラム勝者のフランスと、世界チャンピオンの南アフリカが対戦するパリでの試合でレフリーを担当し、101テストという記録を樹立します。
ワールドラグビーのサー・ビル・ボーモント会長はバーンズ氏へ賛辞を送りました。
「ウェインの今回の任命ともうすぐ樹立する記録に対しお祝い申し上げます。レフリーとしてこれほど長く優秀であり続けることは簡単なことではありません。ウェイン・バーンズは、先輩のナイジェル・オーエンスと同様に100テストを達成する素晴らしいレフリーであるだけでなく、素晴らしいチームプレーヤーであり、ゲームの研究者であり、プレーヤー、コーチ、ファンから非常に尊敬されている人物です。」
10カ国を代表する23人のマッチオフィシャルが、11月ウィンドーで既に発表されている37試合のテストマッチを担当します。
ワールドラグビーのマッチオフィシャル選考委員会による今回の任命は、フランスでのラグビーワールドカップ2023開催に向けた新たな重要なマイルストーンとなります。また、今回の選定には、来年の大会に出場する20チーム目が決定するドバイでのRWC 2023最終予選大会を担当する選任も含まれています。
RWC 2023最終予選大会のマッチオフィシャル一覧はこちらからご覧ください >>
11月ウィンドーのマッチオフィシャル一覧はこちらからご覧ください>>
- ニカ・アマシュケリ(ジョージア)は、10月29日の日本対ニュージーランド戦を担当し、アンガス・ガードナー(オーストラリア)は、11月26日のイングランド対南アフリカ戦で最後のテストを担当
- ジャコ・ペイパー(南アフリカ)が11月に2試合でレフリーを担当し、11月12日のアイルランド対フィジー戦で60テストに到達
- ルーク・ピアースは、10月29日のスコットランド対オーストラリア戦を担当。40回目のテストとなる
- 最終予選では、6人のレフリーが担当
- 11月6日の開幕戦、アメリカ対ケニア戦のレフリーはトゥアル・トレイニーニ(フランス)、11月18日の最終戦、アメリカ対ポルトガル戦はポール・ウィリアムズ(ニュージーランド)が担当
- クリストフ・リドリー(イングランド)は、11月5日のイタリア対サモア戦で、初めてシックスネーションズ参加チームの試合を担当
すべての国際試合と同様に、エミレーツ・マッチオフィシャルの選定は実力主義で行われ、7月の国際試合とラグビーチャンピオンシップでの活躍を十分に検討した上で任命しています。例年通り、マッチオフィシャルズはウィンドー開始前に集合し、常にマッチオフィシャルチームに求められる重要事項である整合性と一貫性を目指して微調整を行います。
ワールドラグビー選考委員会のグラハム・モーリー委員長は次のように述べています。「ウェインが間もなく達成するマイルストーンについて、ビル・ボーモント会長同様、祝辞を述べたいと思います。ウェインは、模範となる人物であり、リーダーであり、卓越したマッチオフィシャルです。」
「来年のラグビーワールドカップに向け、私たちはグループとして、より良い、より一貫性のある明確な審判を実現していくために、自らに挑み続けています。チーム内には素晴らしい職業倫理があり、安全性やスピード、そしてスペースが最優先であることをこれからも徹底していきます。」