• ワールドラグビー・セブンズチャレンジャーシリーズが2022年8月12日~14日にチリのサンティアゴで合同イベントとして単独大会開催
  • エスタディオ・サンタ・ラウラで、ワールドラグビーの6リージョンから女子12チーム、男子12チームが3日間にわたって競う
  • オリンピック大会での方式を再現し、抽選で4チームずつ3つのプールに分ける
  • 大会優勝チームは、HSBCワールドラグビー・セブンズシリーズ2023の「コアチーム」ステータスを獲得
  • チャレンジャーシリーズは、全世界のラグビーセブンズの発展を後押しし、HSBCワールドラグビー・セブンズシリーズへの昇格の道筋を提供するために2020年に導入された

ワールドラグビーセブンズチャレンジャーシリーズは、世界的なパンデミックにより1年間の中断を経て復活。2022年8月12日から14日にチリのサンティアゴで合同大会を単独開催します。

ワールドラグビーの全6リージョンで行われた地域予選を勝ち抜いた女子12チーム、男子12チームがエスタディオ・サンタ・ラウラで3日間にわたって競い合い、大会優勝チームはHSBCワールドラグビー・セブンズシリーズ2023のコアチームという非常に魅力的なステータスを獲得することになります。

オリンピック大会の形式をとり、12チームを4チームごとの3プールに分けて行います。各プールの上位2チームと3位の2チームが準々決勝に進出し、準決勝と決勝でHSBCワールドラグビー・セブンスシリーズへの昇格チームが決定します。

男子大会のプール抽選では、開催国のチリが韓国、パプアニューギニア、ジョージアと共にプールAに入り、プールBでは、香港がトンガ、ジャマイカ、ジンバブエと対戦します。一方、2021年と2022年にHSBCワールドラグビー・セブンズシリーズの招待チームとして印象的なパフォーマンスを見せたドイツの強豪は、ウルグアイ、ウガンダ、リトアニアと共にプールCに入りました。

女子大会は、開催国のチリがプールDに入り、中国、ケニア、そして5月にトゥールーズで開催した2022年シリーズの最終大会で招待チームとしてプレーした南アフリカと対戦します。

マラガとセビリアで開催された2022年シリーズでは招待チームとして参加したポーランドとベルギーは、アルゼンチン、パプアニューギニアとともに、プールEで対戦します。今年のラングフォード大会など、セブンズシリーズでの経験が豊富な日本はプールFでカザフスタン、コロンビア、メキシコと対戦します。

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ワールドラグビー・セブンズチャレンジャーシリーズは、ラグビーセブンズの世界的な発展を後押しするため、2020年2月に発足しました。この大会は、HSBCワールドラグビー・セブンズシリーズの昇格パスウェイとして機能し、チャレンジャーシリーズの男子・女子優勝チームはそれぞれ、次のシーズンにおけるワールドシリーズのコアチームとなります。

男子チャレンジャーシリーズ2020は2戦が行われ、いずれも南米で行われました。男子日本代表は、第1回シリーズの2大会を経て昇格を果たしました。2020年3月に南アフリカのステレンボッシュで開催予定だった女子チャレンジャーシリーズ第1回大会がパンデミックの影響で開催できなくなったことから、女子チームは今年の大会でチャレンジャーシリーズデビューとなります。

ラグビーセブンズの選手とファンは、7月29日から31日にバーミンガムで開催されるコモンウェルスゲームズ、そして8月26日から27日に開催されるチャレンジャーシリーズと男子HSBCワールドラグビー・セブンズシリーズ2023のグランドフィナーレ、9月9日から11日にはケープタウンでのラグビーワールドカップセブンズ開催と、非常に盛り沢山でエキサイティングな2022年後半を楽しみにしていることでしょう。

ワールドラグビーのチーフコンペティション&パフォーマンスオフィサー、ナイジェル・キャスは、次のように述べています。「ワールドラグビー・セブンズチャレンジャーシリーズは、このスポーツを世界的にさらに発展させるという私たちの野心的な計画の重要な要素であり、優勝チームには2023年のHSBCワールドラグビーセブンズシリーズへの昇格がかかっており、3日間のイベントは最初から最後まで激しい戦いが続くでしょう」。

「ラグビーセブンスは、特に新興国において、私たちのスポーツの世界的な成長を牽引する重要な要素であり、ワールドラグビーにとって最優先事項であり続けています。世界中で多くの新規ファンの心を捉えた昨年の東京オリンピック大会に続き、ダイナミックでスキル満載のエキサイティングなショートフォーマット版ラグビーは、観客を魅了し、拡大し続けています」と述べています。

「2020年の初開催以来、初めてこの重要なイベントを実現するにあたり、チリラグビー連盟のパートナーシップに感謝するとともに、選手やチームが才能を発揮できるようなハイパフォーマンスの環境を確保するため、非常に緊密に連携しています」。

チリラグビー連盟のクリスチャン・ルドロフ会長は次のように述べています。「チリラグビー協会として、世界的なメガイベントの実現に向けてワールドラグビーが再び私たちに信頼を寄せてくれたことを大変誇りに思います。これは間違いなく、過去3年間に培った真剣かつプロフェッショナルな取り組みの結果です。国として、いつものように温かくお客様をお迎えできるよう、ラグビーの世界的祭典の開催に向けて準備を進めています。」

「2024年のパリオリンピックへの出場を夢見るプレーヤーたちにとって、ワールドシリーズへの昇格争いは最大のモチベーションになるでしょう。」

「私たちは、男子セブンズ代表、『ロス・コンドレス』がチャレンジャーシリーズで再びプレーするなど、チリで活躍するすべてのラグビー選手がワールドラグビーの最高峰大会を実体験するチャンスを持てるよう、努力を続けていきます。また、 『女子ロス・コンドレス』が最高峰の国際大会で戦う機会を持てたことも私たちにとってとてつもなく誇らしいことです。」