ラグビーワールドカップ開幕を約半年後に控えて、女子日本代表がテストマッチ2試合を含む3試合を行うオーストラリア遠征を実施する。
昨年11月以来の遠征で、日本は5月1日(日)にフィジー代表、10日(火)にオーストラリア代表といずれもゴールドコーストで対戦。両試合の間には、5月6日(金)にオーストラリアン・バーバリアンズとブリスベンで対戦する。
日本とオーストラリアの対戦は、レスリー・マッケンジー体制での初遠征を2019年7月に行って以来となる。前回は第1戦を5-34、第2戦を3-46で敗れただけに、その後の日本の進歩をチェックする機会になる。
また、フィジーとは2016年12月に香港で行われた2017年ワールドカップのアジア予選以来の顔合わせで、その時は日本が55-0で勝利した。
世界ランキングでは日本の12位に対して、フィジーは21位、オーストラリアは5位だ。
浅見敬子女子日本代表ナショナルチームディレクターは、「秋に開催されるワールドカップに向けて、我々と同じく強化を進めているフィジー代表、オーストラリア代表との対戦は、大会ベスト8という目標達成のため貴重かつ重要な機会となります」と指摘。「テストマッチを含む今回の遠征を充実したものにするべく、トレーニングに励んでまいります」とコメントした。
チームは4月19日に日本を出発し、現地で調整する予定だ。
ラグビーワールドカップ2021ニュージーランドは、昨年の開催予定がコロナ禍を受けて今年に延期された。10月8日に開幕し、決勝は11月12日に行われる。日本はプールBでカナダ(10月9日)、アメリカ(同15日)、イタリア(23日)と対戦する。