ワールドラグビーは、サリー・ホロックス氏が5月上旬に女子ラグビー担当ディレクターとして参加することを発表しました。
この発表は、金曜日にドバイで行われる ラグビーワールドカップ2021最終予選大会の決勝戦を前に行われました。この決勝戦でコロンビアは、今年末にニュージーランドで行われるショーケース大会への12チーム目で最後の出場権をかけ、スコットランドと対戦することになります。
スポーツとビジネスにおける経営と役員レベルでの豊富な経験を持つホロックス氏は「女子ラグビー2017-25計画」の責任者となります。ワールドラグビーのこの変革的な計画は、滑り出しの成功を受けて 2021 年後半に刷新されました。
ホロックス氏は、女性スポーツに変革を起こすことに実績があります。イングランド・ネットボールの元非常勤取締役、またUEFA、国際サッカー連盟、FAのアドバイザーを務め、スポーツ、商業、法律に関する深い洞察と知識で、バイタリティ・ネットボール・スーパーリーグとFA女子スーパーリーグを成功に導く上で主導的な役割を果たしました。
ホロックス氏は、ワールドラグビー内で再編成された戦略・コミュニケーション部門に加わり、最高戦略責任者のミヒール・ワーティ氏の下で働くことになります。ホロックス氏は、Women in Rugbyチームを率い、ハイパフォーマンス、大会、参加、ファンエンゲージメント&収益チームの専門家や、加盟協会、リージョン協会などさまざまなパートナーと協力し、フィールド内外でラグビー女子の活躍を加速させることになります。
ホロックス氏は次のように述べています。「ワールドラグビーにとって、世界的に最も重要な成長分野と考えられている分野を率いるために、ワールドラグビーに参加することができることを嬉しく、大変光栄に思います。投資の拡大、今年開催される2つのワールドカップ、そして2023年には新たに発足する女子ラグビーの年次世界大会であるWXVの立ち上げと、ラグビーにとって非常にエキサイティングな時期となります。」
「私は、あらゆるレベルで女子ラグビーの発展を加速させ、私たちが行うすべてのことにおいて、プレーヤーウェルフェアと男女平等を推進することに全力を尽くします。」
ワールドラグビー最高責任者のアラン・ギルピンも次のようにつけ加えました。「サリーのような優秀な人材を組織に迎え、参加者、ファン、商業、リーダーシップにおいて最も大きな可能性を秘めた分野を監督してもらえることを嬉しく思っています。」
「サリーは、スポーツ業界でも結果を出すことで知られており、商業的、法的、戦略的な洞察力と、国際的なコミュニティとエリートスポーツ環境に対する深い理解を持っています。彼女は、女子スポーツを成功裏に発展させる方法を知っており、大規模なイベント、新しい競技構造の開発、商業的権利の再構築において確かな実績を持っています。」
ワールドラグビー最高戦略責任者のミヒール・ワーティ氏は次のように述べています。「非常に競争の激しい候補者の中でも、女子スポーツにおける経験、運動を推進する情熱、国際連盟の中で変化を促す能力において、サリーは際立っていました。」
編集者への注記:ホロックスは、サリー・ハンコックと2015年に共同設立した国際的なスポーツ・ブランドコンサルティング会社「Yスポーツ」の共同マネージングパートナーを4月に退任する予定です。