2023年にフランスで行われるラグビーワールドカップへ向けて、日本が世界的強豪との手合わせの機会を得た。日本ラグビー協会によると、本大会まで1年というタイミングの20221112日(土)に、イングランド代表とトゥイッケナムスタジアムにて対戦することが決まった(キックオフ時間未定)。

イングランドは前日本代表ヘッドコーチを務めたエディ・ジョーンズ監督の下、2019年ワールドカップ日本大会では準優勝。現在世界ランキング3位につけ、今年の秋のテストシリーズではトンガ代表に69-3、オーストラリア代表に32-15、世界王者の南アフリカ代表には27-263連勝をマークした。2023年フランス大会では日本とイングランドは同じプールDで戦うことが決まっている。

両者の対戦は201811月の対戦(日本の15-35)以来で、ここまで日本の9戦全敗。現在世界ランキング10位の日本にとって、本大会を前に貴重な腕試しの機会となることは間違いない。

 ジェイミー・ジョセフ日本代表ヘッドコーチは、「イングランドは常に手強い相手であり、イングランドのホームであるトゥイッケナムのラグビーファンの前で、イングランド代表と対戦することは我々にとって非常に大きな意味がある」と指摘して、「2023年にフランスで開催されるラグビーワールドカップに向けて、我々のチームが必要としているプレッシャーと経験を得ることができる」と続けた。