• 2度目のオリンピック登場が東京で成功のうちに終了したラグビーセブンズに続き、HSBCワールドラグビーセブンズシリーズ2021も帰ってくる。女子の「Fast Four大会」と合同で行われる男子シリーズの2大会で始まるシリーズは、9月18日から19日までバンクーバーで開催。続いて9月25日から26日までエドモントンで開催。
  • キャセイパシフィック/HSBC香港セブンズは、新型コロナウィルス感染拡大の影響で2021年11月の開催は見送られたが、人気の大会は2022年4月1~3日にシリーズに帰ってくる。
  • 当初5月に予定されていた女子HSBCパリセブンズも2021年には開催を見送られ、2021年の最後の4ヶ月間に開催するのは男子5大会、女子2大会の計6大会となる予定。
  • プレーヤー、チーム、そして関係者全員の健康とウェルフェア(身の安全と福祉)が常に最優先事項であり、すべての関係者は、引き続き新型コロナウィルスの感染拡大に関する世界的な動向を注視。

 

大成功を収めたスリル満点の東京オリンピック・ラグビーセブンズに続き、ラグビーセブンズが9月18~19日にバンクーバーのBCプレイスで開催されるHSBCワールドラグビーセブンズシリーズに戻ってきます。男子シリーズ大会と女子のFast Four大会を組み合わせたこのシリーズは、2021年シリーズの最初のイベントとなります。

その翌週末となる9月25〜26日には、男子チームがカナダの会場をエドモントンのコモンウェルス・スタジアムに移動して競います。この会場は、ラグビーワールドカップ2006の決勝戦会場となった会場で、今回初めてHSBCワールドラグビー・セブンズシリーズの会場となります。

ワールドラグビー、大会運営組織、そして各参加協会は、世界最高の男女セブンズチームのために、エキサイティングなシリーズイベントのプログラムを提供することを約束します。しかし、国際スポーツと同様、新型コロナウィルスによる厳しく、変動的な環境下において調整は避けられません。

世界的なパンデミックの影響によるこのような不確実性と渡航制限その他の事情により、香港ラグビー協会(HKRU)とワールドラグビーは、11月5日から7日に予定されていたキャセイパシフィック/HSBC香港セブンズ2021を中止するという難しい決定を下しました。

今回の決定は、ワールドラグビー、香港ラグビー協会、参加協会、香港政府関連機関の間での詳細かつ建設的な対話を経て下されたものであり、ラグビー界と一般市民の健康とウェルフェアを最優先に考えて決定されたものです。

2022年のキャセイパシフィック/HSBC香港セブンズの開催日は4月1日から3日に設定され、ラグビーセブンズの国際大会が香港で最も有名なセブンズの会場で開催されるまで、あと239日となりました。

また、当初は5月にマルクーシで開催される予定だったHSBCパリセブンズも、新型コロナウィルス感染拡大の影響とそれに伴うロジスティック上の課題により、2021年の開催を見送ることが決定しました。

2021年シリーズの最新日程では、男子5ラウンド、女子2ラウンドが年の最後の4ヶ月間に開催されることになっています。

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ワールドラグビー、大会開催組織および参加協会は、予定されている大会を安全かつ確実に実施するために、関連各国の政府や保健当局と密接に協力していきます。

7月29日から31日までイギリスのバーミンガムで開催されるコモンウェルスゲームや、9月9日から11日まで南アフリカのケープタウンで開催されるラグビーワールドカップセブンズ2022など、ラグビーセブンズが「スーパーチャージ」する一年になると期待されます。HSBCワールドラグビーセブンズシリーズ2022のスケジュールも追って発表される予定です。

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ワールドラグビーの最高責任者であるアラン・ギルピンは次のように述べています。「東京2020大会では、6日間にわたるスリリングな戦いの中で、驚きのスキルやアスレチシズム、決意、そして連帯感と尊重という独自の価値観を再び目の当たりにすることができ、ラグビーセブンズがオリンピックプログラムの中でも、また世界中のファンの間でもユニークで人気のあるスポーツである理由であることを確認しました。」

「リオ2016でラグビーセブンズが初めて採用されたことで、全世界で推定3,000万人の新しいファンを獲得しました。HSBCワールドラグビーセブンズシリーズ はオリンピックの舞台で戦うことで得られるポジティブな効果をさらに高めるための素晴らしい機会を提供します。」

2021年に香港とパリで予定していたセブンズシリーズの2大会を開催できないのは非常に残念ですが、今回の決定は、ラグビーコミュニティと一般の人々の健康と福祉を最優先に考え、開催組織、参加協会、関連政府機関との広範な協議の末に下されました。」

「ラグビーセブンズの未来は非常に明るく、プレーヤー、チーム、そしてファンの皆さまは、HSBCワールドラグビーセブンズシリーズに続いて、ケープタウンで開催されるラグビーワールドカップセブンズ、イギリスのバーミンガムで開催されるコモンウェルスゲームなど、2022年が非常に盛り沢山でエキサイティングな年を楽しみにしていただけると思います。香港のファンは、すでにカレンダーに印をつけて、2022年4月1日から3日に開催されるセブンズシリーズの復活を楽しみにしています。」

HSBCをはじめとするシリーズのパートナー各位、開催国、参加チームの皆様の弛まぬコミットメント、ご支援、ご理解に心より感謝申し上げます。私たちは、世界各地で進行中の新型コロナウィルスのパンデミックの変動的な状況をナビゲートするために引き続き協力していきます。」

HSBC グループのブランド&ブランドパートナーシップの責任者であるジョナサン・キャッスルマン氏は次のように述べています。「ラグビーセブンズというスポーツの長年のグローバルパートナーとして、弊社は、2021年のHSBC香港セブンズとHSBCパリセブンズの開催を見送るという、ワールドラグビー、香港ラグビー協会、フランスラグビー連盟の難しい決断を支持します。残念ではありますが、プレーヤーとファンの安全とウェルフェアは常に優先されなければなりません。」

「また、東京オリンピックがラグビーにとって素晴らしいショーピースとなり、私たちが失っていたものを思い出させてくれたことに感激しています。私たちは、ラグビーセブンズが世界中のプレーヤーやファン、そしてラグビーコミュニティに開かれた機会を提供し続けることができるよう、2021年の残りの期間と2022年のシリーズに向けて、引き続きワールドラグビーをサポートしていきます」