ワールドラグビーは、開幕まで残り50日を切り期待感が高まっている東京オリンピック大会を前に、ラグビーセブンズ(7人制ラグビー)の大規模キャンペーン、「This Is How We Sevens(これがセブンズだ)」を開始しました。
このキャンペーンは、ラグビーセブンズのエネルギー、興奮、そして幅広い個性を披露することを目的としており、オリンピックでの露出を最大限に活用して世界中のファンを魅了し、ラグビーに興味を持ってもらうというワールドラグビーの基本的な目標を支持するものです。
キャンペーンのローンチビデオで表現された大胆で躍動的なルック&フィールは一連の新しいコンテンツと組み合わせ、既存および新規のファンの皆さまに、7週間にわたりラグビーセブンをお届けしていきます。
セブンズならではの「オープンサイド」インタビューシリーズでは、ラグビーセブンズのスーパースター、カーリン・アイルズ、ダン・ノートン、セリア・クアンサなどに光を当てた綿密なストーリーテリングを前面に押し出しています。
人気を博しているUltimate Rugby Challenge Series(究極ラグビー・チャレンジシリーズ)にもセブンズの趣を加え、チームが限界に挑むスキルベースのチャレンジを多数用意しています。ワールドラグビーのTik Tokチャンネルでお届けする、ラグビー初心者のファンの方向けの「Freshman Fan」シリーズでは、セブンズに関する全てを学ぶことができます。
新型コロナの影響を受けながらも、アメリカ女子代表チームのカリフォルニアでのトレーニング合宿や、アルゼンチン男子代表チームのブエノスアイレスでの準備の様子など、トップチームの舞台裏をファンの皆さまにお届けします。
ファンの皆さまは、ワールドラグビーのすべてのソーシャルプラットフォームで「#HowWeSevens」を使ってキャンペーンをフォローすることができます。
一方、ピッチでは6月18日から20日までモナコで開催されるワールドラグビー・セブンズ敗者復活戦大会で、女子2チーム、男子1チームの東京への最終出場枠が決定します。ファンの皆さまは、ワールドラグビーのウェブサイトやYou Tube、またFacebookで試合の模様をライブでご覧いただけます。
オリンピックに向けてチームが十分な準備をするために、ワールドラグビーは国際オリンピック委員会からの支援を受け、オリンピック出場協会が運営するセブンズプログラム、また世界各地で開催されるハイパフォーマンス準備大会の開催費用に充てるために400万ドルを投資しています。
オーストラリアとフィジーはリオ五輪で勝利を飾り、それぞれ女子と男子のオリンピックチャンピオンに輝きました。近年のHSBCワールドラグビー・セブンズシリーズでは、多くのチームにとってメダル獲得への距離がこれまでにないほど縮まっていることを示しており、リオ五輪2016大会で4位に終わり、パンデミック前の2020年に開催された第1回HSBCワールドラグビーセブンズチャレンジャーシリーズでチャンピオンになったホスト国の日本の男子代表チームもそんな有望チームの一つです。
2016年のオリンピック大会で初めてラグビーセブンズがオリンピック競技となったことは、世界中で推定3,000万人の新規ファンを獲得するなど、ラグビーにとって重大な影響を与えました。記録的な放送視聴者数を記録し、日本とアジアで膨大な数の新しいラグビーファンを獲得し日本国民の想像力をかき立てたラグビーワールドカップ2019日本大会の大成功に続き、ラグビーセブンズは東京大会で最も期待されているイベントの一つになると期待されています。
男子大会は7月26日から28日まで、続いて女子大会が7月29日から31日まで行われ、金メダルマッチは「スーパーサタデー」に行われます。すべてのアクションは、ラグビーワールドカップ2019の開幕戦の会場となった東京スタジアムで行われます。