• 9ワールドラグビーセブンズ敗者復活戦大会」のプール組分け抽選会を5月11日(火)の10:00 BST(日本時間夜8時)に開催
  • 6月19〜20日、Tokyo 2020オリンピックに向けた予選大会をモナコで開催
  • 延期となっている東京オリンピックの残りの出場枠、女子2枠、男子1枠をめぐり女子12チーム、男子10チームが競う
  • ラグビーファンはワールドラグビーのデジタルチャンネル/ソーシャルメディアプラットフォームにここからアクセスし、ライブ配信をフォロー可能

「ワールドラグビーセブンズ敗者復活戦大会」は、東京オリンピック大会の最後の出場枠を目指して競う大会で、そのプール組分け抽選会が5月11日の10:00 BST(日本時間夜8時)に行われます。また抽選会の模様はワールドラグビーのデジタルプラットフォームでライブ配信されます。

オリンピック出場権を賭けた大会の準備が進む中、高い注目を集めているこの抽選会は、アルベール2世大公のご参列の下、モナコのホテル・エルミタージュで行われます。

オリンピック種目であるラグビーセブンズの出場枠24チームのうち21チームが既に決定しており、残りの出場枠は女子2チーム、男子1チーム。東京オリンピックへの最後の出場権をかけた戦いは、6月19〜20日にモナコのスタッド・ルイ・ドゥで行われます。

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オリンピックの地区予選大会を経て、ワールドラグビーの6つの各リージョンから男子・女子それぞれ2チームがモナコでの敗者復活戦大会に出場します。

私たちのゲームの中心はあくまでもプレーヤーウェルフェアであることから、新型コロナウィルスの世界的感染拡大の影響により厳しい状況が続くブラジルと中国の男子チームがこの大会出場の辞退を表明し、ワールドラグビーはそれを承認しました。その結果、敗者復活戦大会のプール組分けは女子12チーム、男子10チームで行うことになりました。

女子大会

女子大会に出場する12チームは予め、それぞれの地区大会での成績とワールドラグビー主催の大会の結果に基づき、4つのバンドに分けられており、抽選会では各バンドから1チームずつプールへ振り分けられ、各4チームの3プールに分けられます。

バンド1:フランス、パプアニューギニア、ロシア

バンド2:アルゼンチン、香港、カザフスタン

バンド3:コロンビア、ジャマイカ、メキシコ

バンド4:マダガスカル、サモア、チュニジア

各プールの上位2チーム、そして総得点が最も高い3位の2チームが、大会の決勝トーナメントに進みます。女子のオリンピック出場枠は残り2枠であることから、敗者復活戦大会の決勝トーナメントでは4チームが2試合ずつ対戦します。勝者2チームがオリンピック出場権を獲得し、東京行きのチケットを手に入れることになります。

男子大会

男子大会は、予め5つのバンドに分けられた参加10チームが、抽選で各5チームの2プールに振り分けられます。

バンド1:フランス、サモア

バンド2:香港、アイルランド

バンド3:チリ、トンガ

バンド4:ウガンダ、ジンバブエ

バンド5:ジャマイカ、メキシコ

同じプールの4チーム全てと対戦し、各プールの上位2チームがノックアウトステージに進み、決勝戦で勝利したチームが東京行きの飛行機を予約することになります。

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全チームがベストコンディションでオリンピック大会に臨むことができるよう、ワールドラグビーは、国際オリンピック委員会の支援を得て、オリンピック出場国協会のセブンズプログラムと、ハイパフォーマンスイベントの運営費に向けて400万ドルを投資しています。

オリンピックの男子ラグビーセブンズ種目は7月26〜28日に、女子ラグビーセブンズは7月29〜31日にそれぞれ行われます。ラグビーワールドカップ2019の会場にもなった東京スタジアムで全試合が行われます。

ラグビーセブンズは、日本とアジアで記録破りの視聴者数と驚異的な数の「にわかファン」を惹きつけ、日本人の想像力を掻き立てたラグビーワールドカップ2019日本大会の大成功に続き、東京オリンピックで最も人気を呼ぶ種目の一つとして期待が高まっています。

2016年のリオ五輪でラグビーセブンズがオリンピック種目デビューを飾ったことは、世界中で3千万人の新規ラグビーファンを惹きつけ、ラグビーに大きなインパクトを与えました。