トップリーグの試合が14シーズンぶりに東京の国立競技場で行われることになった。対戦カードは東芝対NTTコミュニケーションズだ。

東芝には昨年のワールドカップで日本代表のベスト8入りに主将としても貢献したFLリーチマイケル選手、一方のNTTコミュニケーションにはスコットランド代表で活躍したSHクレイグ・レイドロー選手が加入した。スコットランドは昨年のワールドカップで日本と8強入りをかけて接戦を演じたが、チーム主将を務めていたのがレイドロー選手だった。

当初は秩父宮ラグビー場で開催予定だったが、新装された国立競技場での開催に変更となった。当日は来夏の東京オリンピック・パラリンピック開催へ向けた運営準備のチェックも行われることになっている。

2022年の新リーグ発足を控えたトップリーグ最後のシーズンへ向けては各チームが大型補強などで強化を進めており、来季の戦いぶりが注目されているが、大舞台での開幕戦開催で、また一つ話題が加わった形だ。

トップリーグではまた、セカンドステージおよびプレーオフの日程と、プレーオフ進出チーム数も決定した。

セカンドステージは3月26日から4月25日まで開催され、各プール上位2チームが進出して8チームで争われるプレーオフトーナメントは、5月8、9日に熊本や大分、静岡および埼玉県内で行われる。準決勝は5月15、16日に大阪の花園ラグビー場で開催され、王者を決める決勝は5月23日に東京の秩父宮ラグビー場にて行われる予定だ。