4月20日(土)、21日(日)にミクニワールドスタジアム北九州で行われるHSBCワールドラグビー女子セブンズシリーズ2019第4ラウンドのHSBC北九州セブンズに出場する、全12チームの試合登録最終メンバーが発表された。

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 今季シリーズは2020年東京オリンピックの予選も兼ねており、出場権獲得となる上位4チームのポジションには現在のところ、ニュージーランドに続いてアメリカ、カナダ、オーストラリアが付けている。

 また、ニュージーランドは シリーズ連勝記録樹立が目前に迫っており、あと1勝で2014年4月から2015年5月に達成した37連勝に並ぶ

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 北九州大会3連覇もかかっているニュージーランドだが、今回のメンバーには2018年のワールドラグビー女子セブンズプレーヤー・オブーザ・イヤー受賞のMichaela Blyde選手のほか、Kelly Brazier選手、Gayle Broughton選手、Theresa Fitzpartrick選手をはじめとする主力の顔ぶれを負傷や体調不良で欠いている。

 だが、キャプテンを務めるSarah Hirini選手はワールドシリーズデビューとなるRhiarna Ferris選手と18歳のDhys Faleafaga選手の二人に加えて, 代表復帰のChey Robins-Reti選手の活躍を期待している。

 「チームが違って、みんなが新しいチームのことをあれこれ言っているけど、私たちは、これまで長い間ずっと一緒に練習を共にしてきているのよ」とHirini選手。

「彼女たちも私たちのプログラムに何年も加わっていて、彼女たちの特長もしっかり分かっている。それに、経験のある年上の者は、彼女たち若手がシリーズに馴染めるように手助けできるもの。

「今週末、彼女たちが試合のチャンスを得たのは素晴らしいこと。彼女たちの才能とこの2ヵ月のハードワークの成果を世界に見せることができるのは、私も楽しみにしているの。」

Ferris選手とFaleafaga選手の2人のほかに、今回の北九州でワールドシリーズ初出場する選手は9人。そのうち3人は、ワールドシリーズのコアチーム11か国に開催国として招待参加で挑戦する日本だ。

日本の初出場3選手は松田凛日選手、香川メレ優愛ハヴィリ選手、黒木理帆選手だが、3選手とも今月上旬に香港で行われた来季2020年ワールドシリーズ予選でプレー。チームはこの予選大会の準決勝でスコットランドに敗れてコアチーム昇格はならなかった。

日本の今大会登録メンバーにはワールドシリーズを10試合以上経験している選手は2人のみで、若手主体の編成になっている。

一方、2017年の北九州大会で2位に入ったカナダでは、昨年10月にブエノスアイレスで行われたユースオリンピックに3位に入ったU18代表チームから、Keyara Wardley選手がシリーズデビューする。また、2016年リオデジャネイロ・オリンピックの銅メダリストであるKaren Paquin選手が、2016年シリーズのクレルモン・フェラン大会以来の復帰となる。

 北九州セブンズ大会は、現地時間4月20日(土)10:30 AM (GMT+9)開始予定のアイルランド対フィジー戦で幕を開ける。 

 
試合のチェックは www.world.rugby/sevens@WorldRugby7s で。