8月9日より8月11日まで行われるリオ2016オリンピック大会男子セブンズ競技、デオドロ・スタジアムで栄冠を争う12チームを紹介！
アルゼンチン代表
ヘッドコーチ: サンティアゴ・ゴメスコラ
2015-16 シリーズランキング: 5位
2015-16 獲得タイトル数: 0
2015-16トップトライ/得点スコーラー: アクセル・ミュラー（26トライ/132得点）
チームトリビア★ ヘッドコーチのサンティアゴ・ゴメスコラは、230トライ獲得でセブンズ史上最多トライスコーラーに輝いた。（ロンドンセブンズシリーズでコリンズ・インヘラに追い越された。）
注目選手：フアン・イムホフ JUAN IMHOFF
昨シーズン、フアン・イムホフはロス・プーマスメンバーとして、１大会に出場した。ラグビーワールドカップ2015でスキルを発揮したイムホフは、チームの多能メンバーとして活躍が期待されている。
オーストラリア代表
ヘッドコーチ：アンディー・フレンド
2015-16 シリーズランキング: 4位
2015-16 獲得タイトル数: 0
2015-16 トップトライ/得点スコーラー: ヘンリー・ハッチンソン（27トライ）/ ジェームズ・スタナード (218得点)
チームトリビア★ プロアメリカンフットボールリーグ（NFL）のウェストタイガーズに短期で所属したジェシー・パラヒは、今年4月にラグビーセブンズに復帰した。
注目選手：キャメロン・クラーク CAMERON CLARK (写真)
キャメロン・クラークはセブンズ界で順調な成長を成し遂げてきた注目の選手である。プレーメーカーのクラークはオーストラリアの好成績に貢献してきた、素晴らしいトライスコーラーであり、安定したキックでチームシートに名をあげている。
ブラジル代表
ヘッドコーチ: アンドレス・ロマニョーリ
2015-16 シリーズランキング: 17位
2015-16 獲得タイトル数: 0
2015-16 トップトライ/得点スコーラー: ダニエル・サンセリ（20得点 /4トライ）
チームトリビア★ ブラジル代表のダニエル・サンセリとフェリペ・サンセリは、オリンピックセブンズに出場する双子7兄弟中1組として大会に臨む。
注目選手：ルカス・ドゥケ LUCAS DUQUE
ブラジル代表のキャプテンをつとめるルカス・ドゥケは、小柄な体格だが、怖いものなしの最強タックラーである。ペースとパッションが人並みはずれのドゥケは地元のオリンピックで輝くこと間違いなし。
フィジー代表
ヘッドコーチ: ベン・ライアン
2015-16 シリーズランキング: 1位
2015-16 獲得タイトル数: 3 (ドバイ、ラスベガス、香港）
2015-16 トップトライ/得点スコーラー: サベナザ・ラワザ（24トライ）/ バトメ・ラボウボウ (287得点)
チームトリビア★ I砂浜での過酷な訓練に耐えかねたフィジー代表は、フィジー初のオリンピックメダルを目指して男子セブンズ大会に臨む。
注目選手：ジョシュア・ツイソバ JOSHUA TUISOVA
ワールドシリーズパリ大会で大活躍したジョシュア・ツイソバは、トゥーロンに所属するエースである。重量挙げ選手並みのパワーを持つツイソバは、デオドロ・スタジアムのフィールドでの活躍が期待されている、注目のスター選手である。
フランス代表
ヘッドコーチ: フレデリック・ポマレル
2015-16 シリーズランキング：11位
2015-16 獲得タイトル数: 0
2015-16 トップトライ/得点スコーラー: ビリミ・バカタワ（24トライ）/ テリー・ブラウア (209得点)
チームトリビア★ トップトライスコーラーにも輝いたビリミ・バカタワは、フランス代表のシックスネーションズスコッドにも選抜され、その後ワールドシリーズに復帰した。
注目選手：テリー・ブラウア
テリー・ブラウアキャプテンはフランス代表のスター選手として、リオでの活躍が大いに期待されている。ビリミ・バカタワとテリー・ブラウアの豪華コンビはフランス代表にとって、フィールド上の最強の武器である。
イギリス代表
ヘッドコーチ: サイモン・アモール
2015-16 シリーズランキング: イングランド（8位)
2015-16 獲得タイトル数: 1 （スコットランド代表、ロンドン大会）
2015-16 トップトライ/得点スコーラー: ダン・ノートン（22トライ）/ トム・ミッチェル (135得点)
チームトリビア★ ヘッドコーチのサイモン・アモールは、2004年のワールドシリーズで2位に終わったイングランド代表のエースとして輝き、同年のワールドラグビー年間最優秀セブンズ選手賞を受賞した。
注目選手：トム・ミッチェル TOM MITCHELL
チームGBのトム・ミッチェルキャプテンは、シーズン中のイングランドの好成績に大きく貢献した。オリンピックではイングランドのみならず、イギリスの選手を引っ張るミッチェルにとって、オリンピック出場の経験は一生忘れられないものとなるでしょう。
日本代表
ヘッドコーチ: 瀬川智広
2015-16 シリーズランキング: 15位
2015-16 獲得タイトル数: 0
2015-16 トップトライ/得点スコーラー:坂井 克行（15トライ）/ 副島 亀里 ララボウラティアナラ(89得点)
チームトリビア★ ラグビーワールドカップ2015イングランド大会で歴史的大金星を飾ったエディ・ジャパンメンバーのなかで、リオデジャネイロオリンピックのスコッドに選抜されたのは、福岡 堅樹選手のみ。しかし、ロマノ・レメキ、トゥキリ・ロテ、坂井克行などの豪華メンバーと共に臨むオリンピックでは、経験豊富なジャパンセブンズの活躍が期待できそうだ。
注目選手：ロマノ・レメキ LOMANO LEMEKI
アジアセブンズシリーズで大活躍したロマノ・レメキは世界的な強豪選手として一躍有名になり、日本の好成績に大きく貢献した、ジャパンセブンズの大黒柱である。素速く、パワフルなプレーを発揮するレメキは、世界のどのチームが、世界的スター選手だ。
ケニヤ代表
ヘッドコーチ: ベンジャミン・アインバ
2015-16 シリーズランキング: 7位
2015-16 獲得タイトル数: 1 (Singapore)
2015-16 トップトライ/得点スコーラー：コリンズ・インジェラ（32トライ/172得点）
チームトリビア★ コリンズ・インジェラはセブンズ史上最多トップトライスコーラーである。ケニア代表は、2016年にシンガポールで初のカップタイトルを獲得した。
注目選手：オスカル・アヨディ OSCAR AYODI
コリンズ・インジェラやハンフリー・カヤンゲはもちろん、オスカル・アヨディはシーズンの始めから存在感を発揮してきた選手の一人である。決勝戦でトライを決め、シンガポールでの優勝に貢献したアヨディはケニアのキープレーヤーだ。
ニュージーランド代表
ヘッドコーチ: ゴードン・ティッチェン
2015-16 シリーズランキング: 3位
2015-16 獲得タイトル数: 3 （ウェリントン、シドニー、バンクーバー）
2015-16 トップトライ/得点スコーラー：リコ・イオアネ（28トライ）/ ギリーズ・カカ (172得点)
チームトリビア★ Nニュージーランド代表はコモンウェルス大会で金メダルを4つ獲得している。オールブラックスセブンズは過去のセブンズワールドシリーズで16回中12度も総合優勝した強豪チームである。NZL率いるゴードン・ティッチェンヘッドコーチは、経験豊富なベテランコーチである。
注目選手：ソニービル・ウィリアムズ SONNY BILL WILLIAMS
RWCイングランド大会で大活躍したソニー・ビル・ウィリアムズは、リオオリンピックでも世界中のラグビーファンの注目の的になるでしょう。ゴードン・ティッチェン率いるセブンズチームで順調な成長を成し遂げたウィリアムズは、ラグビー競技のセレブティー選手としてリオへ向かう。
南アフリカ代表
ヘッドコーチ: ニール・パウエル
2015-16 シリーズランキング: 2位
2015-16 獲得タイトル数: 1 (ケープタウン)
2015-16 トップトライ/得点スコーラー：シアベロ・セナトラ (66トライ/ 330得点)
チームトリビア★ 2012年以来、シリーズで準優勝している南アフリカ代表はなかなかタイトルを獲得できていない。最後にタイトルを獲得したのは、2008/9年のシリーズ大会である。果たして、オリンピックでは金メダルを手にすることができるのか。
注目選手: チェスリン・コルベ CHESLIN KOLBE
シーズン中はDHL ストーマーズとセブンズ間を行き来してきたチェスリン・コルベは、スキルフルなステップワークが持ち味。チームメートとの相性が抜群なコルベは、オリンピックでも話題の選手になることでしょう。
スペイン代表
ヘッドコーチ: ホゼ・イグナシオ・インチャウスティ
2015-16 シリーズランキング: なし
2015-16 獲得タイトル数: なし
2015-16 トップトライ/得点スコーラー：なし
チームトリビア★ 敗者復活トーナメントでオリンピック出場権を獲得したスペインは、リオ2016男子セブンズ大会最後の枠を獲得した。また、パブロ・フェイホーが見せた感動のシーンはこれからもラグビー伝説として、みんなの記憶に残るでしょう。
注目選手：イグナシオ・マルティン IGNACIO MARTIN
スペインのペースセッターはこの男。スペースを少しでも空けると、ディフェンスをくぐり抜けるスピードスターであるイグナシオ・マルティンは、敵のディフェンスが注目するスペインの最強の武器だ。
米国代表
ヘッドコーチ: マイク・フライデー
2015-16 シリーズランキング: 6位
2015-16 獲得タイトル数: 0
2015-16 トップトライ/得点スコーラー：ペリー・ベイカー（48トライ）/ マディソン・ヒューズ（331得点）
チームトリビア★ 米国代表は、初のカップタイトルを2015年のロンドンセブンズシリーズで獲得している。今シーズンはニュージーランドを相手に3連勝あげているが、今年に入ってから決勝戦には出場していない。
注目選手: ネイト・エブナー NATE EBNER
NFL選手としてリオに向かうネイト・エブナーはNFLの優勝者でもあり、セブンズの経験も持つ多能性を誇るキープレーヤーだ。カーリン・アイルズとペリー・ベーカーの活躍も期待できそうだが、マイク・フライデーの最大の武器はエブナーである。
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