オリンピック日本代表男子・女子セブンズメンバー発表、RWC 2015メンバーは福岡堅樹のみ

7月16日（土）、日本ラグビーフットボール協会(JRFU)がリオデジャネイロオリンピック2016における7人制ラグビー（セブンズ）の日本代表メンバーを発表した。男子スコッドには、ラグビーワールドカップ2015イングランド大会に日本代表で活躍した福岡堅樹が選抜された。その他、エディージャパンで輝いた山田章仁と藤田慶和は落選し、メンバー外れとなった。

RWC2015イングランド大会では、大会唯一の敗戦に終わった対スコットランド代表戦に出場した福岡堅樹は、今年の4月にHSBCワールドラグビーセブンズシリーズのシンガポール大会にも一度だけ出場している。2013-14年にも、東京の大会に出場している。

昨シーズン、日本のトップトライスコーラーとなった副島 亀里 ララボウラ ティアナラ選手（15トライ）と、レメキ ロマノ選手（13トライ）の二人を含む男子日本代表をキャプテンとして引っ張るのは桑水流裕策選手だ。 香港で行われたシリーズ予選でトップを飾り、アジア地区のチャンピオンとなった日本は、降格したポルトガルに代わって、2016-17年のコアチームとなった。

日本代表は、2015年11月に行われたアジアラグビー予選の決勝戦で開催国の香港代表を24-10で下し、リオデジャネイロ2015の出場権を獲得した。男子日本代表はプール戦で、同じプールCに組分けられたニュージーランド代表、イギリス代表、そしてケニヤ代表と対戦する。男子セブンズイベントは8月9日〜11日、デオドロ・スタジアムで開催される。 

２つの目標を目指してオリンピックに挑むサクラセブンズ

中村知春キャプテンが引っ張る女子日本代表（サクラセブンズ）は『HSBCワールドラグビーセブンズシリーズ2016-17』でコアチームの枠を目指している。リオデジャネイロでベスト８外れの上位チームとなった場合には、シリーズの出場が決定する。

女子日本代表は『HSBCワールドラグビー女子セブンズシリーズ2015-16』のドバイ大会でボウルを優勝したが、コアチームとしての初大会で苦しみ、11位に終わった。

8月6日〜8日にデオドロ・スタジアムで行われる女子セブンズイベントに出場するサクラセブンズは、同じプールCのライバルであるカナダ代表、イギリス代表、そして開催国のブラジル代表 とプール戦で戦う。

浅見敬子ヘッドコーチが指揮する女子日本代表は、昨年11月にアジアラグビー予選の決勝戦でカザフスタン代表を14-7で破り、見事リオデジャネイロオリンピックの出場権を獲得した。

《男子セブンズ日本代表》

《女子セブンズ日本代表》

《女子控え選手》