男子・女子フランス代表のフレデリク・ポマレルヘッドコーチと、ダヴィド・クルテイヘッドコーチが、リオデジャネイロオリンピックへ向かうフランス代表セブンズのスコッドメンバーを発表した。
男子チームはテリー・ブラウアがキャプテンに選ばれ、女子はファニー・オルタがチームを引っ張り、どちらのスコッドも主に、HSBCワールドラグビーセブンズシリーズ2015-16のレギュラーメンバーとして活躍したプレーヤーを中心とする。
2016年中はフランス代表セブンズとフィフティーンズの両方で活躍した、注目選手のビリミ・バカタワを含む男子チームは、プール戦でシリーズの準優勝者である南アフリカ代表に加え、オーストラリア代表、そして敗者復活トーナメントの優勝チームとなったスペイン代表と戦う。男子セブンズイベントはデオドロ・スタジアムで8月9日〜11日に開催される。
男子チームのテリー・ブラウアキャプテンは次のように話した。「がっかりする選手が必ず出るため、スコッドの発表はいつも難しい」「しかし、スコッドの選択はきっちりとした分け目を作る。特に今、結束を固めて、すべての行動において決断力と正確さを発揮しなければならない。そうすることで、オリンピック大会でフランスを代表するという歴史的な立場に置かれたことの特権を活かすことができる」
6年にわたる道のり
ポマレルヘッドコーチは「ここにたどり着くまで、6年掛かった。6年間、毎日オリンピックを思い浮かべながら過ごした。ようやくスタート時点が見えてきた。スタートを切ることを心待ちにしている」とコメントした。
8月6日〜8月8日に、男子イベントと同じ会場で行われる女子セブンズイベントに参加する女子フランス代表は、プールBで同組のライバルであるシリーズ準優勝者のニュージーランド代表、敗者復活トーナメント優勝者のスペイン代表、そしてケニヤ代表と対戦する。
ファニー・オルタキャプテンは「特別な瞬間だ。今は前を向いて、こっちに残る(落選した)選手たちに気を取られて目標から遠ざかるのではなく、これらの感情をなるべく早く消化して、努力し続けなければならない。今こそ、ほかの選手たちよりも選ばれたグループのことを考えなければならない。強制的にお互いを知り合わされるこのような場面は自らの成長に繋がる」とコメントした。
《男子フランス代表》
ジェレミー・アイカルディ Jérémy AICARDI
スティーブ・バリー Steeve BARRY
テリー・ブラウア Terry BOUHRAOUA ◎
ジュリアン・カンデロン Julien CANDELON
ダミアン・クレル Damien CLER
マノエル・ダリニャ Manoël DALL IGNA
ビンセント・イニゴ Vincent INIGO
ピエール-ジル・ラカフィアPierre-Gilles LAKAFIA
ジョナタン・ロージェル Jonathan LAUGEL
スティファン・パレス Stephen PAREZ
ビリミ・バカタワ Virimi VAKATAWA
サシャ・バロー Sacha VALLEAU
《控え選手》
ジョンバプティスト・マゾーJean-Baptiste MAZOUE
ソフィアネ・グイトゥン Sofiane GUITOUNE
《女子フランス代表》
オードリー・アミエル Audrey AMIEL
ポーリーヌ・ビスカラ Pauline BISCARAT
カミーユ・グラシノー Camille GRASSINEAU
リナ・グラン Lina GUÉRIN
エロディ・ギグリオン Elodie GUIGLION
ファニー・オルタ Fanny HORTA ◎
シャノン・イザール Shannon IZAR
カロリーヌ・ラダグニュー Caroline LADAGNOUS
ジェイド・レペスク Jade LE PESQ
マージョリー・マヤン Marjorie MAYANS
ローズ・トマ Rose THOMAS
ジェニファー・トロンシー Jennifer TRONCY
《控え選手》
ジェシー・トレムリエ Jessy TREMOULIERE
クリステル・レダフ Christelle LE DUFF
*◎はキャプテン