PNCの歴史
出場回数: 15回(2006-2022)
最高成績: 優勝(2013年、2015-18年)
1試合での最多得点: 45点(45-17 対トンガ、2014年)
最大勝利差: 28点(上記の試合)
知っていましたか? フィジーは2023年に、過去9大会のうち5度目のパシフィック・ネーションズカップ優勝を果たしています(2023年には公式な大会は開かれておらず、RWC2023の事前試合という位置付けになります)。
現在の成績
世界ランキング: 10位
最近の成績(直近5試合*): 負勝負負勝
チーム情報
ユニフォームカラー: ホワイト/ブラック
チームロゴ: ヤシの木
ニックネーム: フライング・フィジアンズ
特徴: バスケットボール選手のようなスキル、そして謙虚さを持ち合わせる。試合前に行われる儀式であるシビは、1939年以来フィールド上で披露されています。
ヘッドコーチ: Mick Byrne(オーストラリア)
2024年4月にByrneは、Simon Raiwaluiの後任として新しいフライング・フィジアンズのヘッドコーチに就任しました。元オーストラリアンフットボールの優勝経験者であるByrne(65歳)は、スコットランド、ニュージーランド、日本、オーストラリアでのアシスタントコーチや、女子7人制ラグビーのカナダ代表チームのヘッドコーチとして東京2020オリンピックにも参加するなど、豊富な国際経験を持っています。彼は、スーパーラグビーのフィジアン・ドルアでの経験を通じて、フライング・フィジアンズの選手を多数知っています。
キャプテン: Tevita Ikanivere
Fijian Druaの共同キャプテンであるIkanivereは、U18およびU20世代でフィジーを代表し、フィジーのハイパフォーマンス育成プログラムを経て、シニアスコッドに昇格した人気選手の一人です。Ikanivereは、2020年12月にジョージア戦で交代出場してテストデビューを果たし、これまでに15キャップを獲得しています。フッカーとして、2023年の男子ラグビーワールドカップでは5試合すべてに出場し、イングランド戦では先発しました。PNCは彼にとってキャプテンとして初めての大会となります。
レジェンド: Rupeni Caucaunibuca
Caucaunibucaはラグビーで得た富の大半を生活に困窮する人々に与えたため、ほとんど無一文となってしまいましたが、彼の残したレガシーは今も生き続けています。彼は2003年のラグビーワールドカップでのパフォーマンスでスーパースターに昇りつめ、スピード、パワー、バランスの取れたランニングでディフェンダーを置き去りにしました。当時彼は、何週間、また何ヶ月も姿を消すことがあり、多くのコーチを苛立たせましたが、それは彼のカリスマ性をさらに高めるものとなっていました。
まとめ
フィジーはラグビーの「ハーレム・グローブトロッターズ」として、15人制をまるで7人制であるかのようにプレーします。7人制ではオリンピックの金メダルを2度獲得し、ラグビーワールドカップセブンズでは3度、そしてワールドシリーズではタイトルを4度獲得するなど、世界的な成功を収めてきました。
バックスのように走り、パスを出すことができるフォワードや、フォワードのように強力なバックスが組み合わさり、フィジーは最も見応えのあるチームの一つとなっています。中立な立場のファンは、フィジーの持ち合わせる和気藹々さとエンターテインメント性から、フィジーを「第2のチーム」として応援することがよくあります。彼らがこれまで最もパシフィック・ネーションズカップで成功を収めてきたチームとしての座を簡単に手放すことはないでしょう。
スコッド
Byrneヘッドコーチは、8月13日火曜日に発表した30人のPNCスコッドに、6人の未出場選手を含めました。
Kavaia Tagivetaua, Mesake Vocevoce, Apisalome Vota, Epeli Momo, Adrea Cocagi, Vuate Karawalevu の6名は大会期間中に試合出場した場合、代表戦デビューとなります。
フォワード: Eroni Mawi, Haereiti Hetet, Livai Natave, Samuela Tawake, Jone Koroiduadua, Kavaia Tagivetaua, Tevita Ikanivere (captain), Mesulame Dolokoto, Peni Ravai, Isoa Nasilasila, Mesake Vocevoce, Temo Mayanavanua, Ratu Leone Rotuisolia, Albert Tuisue, Meli Derenalagi, Kitione Salawa, Elia Canakaivata.
バックス: Frank Lomani, Peni Matawalu, Mosese Sorovi, Caleb Muntz, Isaiah Armstrong-Ravula, Inia Tabuavou, Iosefo Masi, Apisalome Vota, Epeli Momo, Adrea Cocagi, Selestino Ravutaumada, Vuate Karawalevu, Ilaisa Droasese.