パシフィック・ネーションズカップチームガイド:日本

パシフィック・ネーションズカップ(8月23日~9月21日)に向けて、日本について把握しておくべきすべての情報をお届けします。

PNCの歴史

出場回数: 12回

最高成績: 優勝 (2011年、 2014年、2019年)

1試合での最多得点: 41点 (41-7 対トンガ、2019年)

最大勝利差: 34点(上記の試合)

知っていましたか? 今年、9月に行われるファイナルシリーズは日本で初開催となります。

現在の成績

世界ランキング: 14位

最近の成績(直近5試合*): 負負負負勝

チーム情報

ユニフォームカラー: レッド/ホワイト

チームロゴ:

ニックネーム: ブレイブ・ブロッサムズ

特徴: フィールドのどのエリアからでも攻撃を仕掛けるスタイル、そして超速ラグビー。

ヘッドコーチエディー・ジョーンズ

エディー・ジョーンズについて、まだ語られていないことはあるのでしょうか?彼は物議を醸す存在であり、仕事人として知られ、常に世の意見を二分させる人物で、彼の言葉は頻繁に引用されます。彼と一緒に働けない人もいれば、彼の長年の右腕であるニール・ハトリーのように、彼のもとで働くことに夢中になる人もいます。南アフリカに対する2015年ラグビーワールドカップでの日本の驚異的な勝利の立役者であるジョーンズHCは、ブレイブ・ブロッサムズのヘッドコーチとしての2度目の任期で、現在は初勝利を待望しています。

キャプテン: 立川 理道

日本ラグビー史上最も有名なプレーの中で、ブレイブ・ブロッサムズが南アフリカに勝利した際に最後から二番目のパスを出した立川理道は、国際舞台から過去7年間は遠ざかっていました。センターである彼は、その間にテストマッチに2回しか出場が叶いませんでしたが、マオリ・オールブラックスとの一戦でエディー・ジョーンズにより再招集されました。立川は所属チームのクボタスピアーズでもキャプテンを務めており、今の若い日本代表にとって必要不可欠なリーダーシップと経験値をチームにもたらすでしょう。

レジェンド: 五郎丸歩

五郎丸は無名の会社員から、一夜にして巨額の興行収入を叩き出すラグビー界のスーパースターへと転身しました。2015年のラグビーワールドカップで日本が南アフリカに34-32で勝利し、男子ラグビーワールドカップ史上最大の番狂わせを達成した際、フルバックとして出場した彼は日本の得点のうち24点を挙げました。また、彼は大会の「ドリームチーム」で15番に選ばれました。

まとめ

堀江翔太や田中史朗といったベテラン選手が引退した今、エディー・ジョーンズは2027年のラグビーワールドカップを見据えて、7月の国際試合で新たな選手たちを起用しました。彼が築き上げているチームは未来を見据えたものであり、日本で「超速ラグビー」として知られる、ジョーンズHCの超高速ラグビーの原則に基づいて形作られています。このスタイルは、観る人の心を躍らせるようなラグビーです。

ジョーンズHCは、NBAのゴールデンステート・ウォリアーズや2010年FIFAワールドカップで優勝したスペイン代表チームなど、スピードと動きを重視して成功を収めた他のスポーツチームからもインスピレーションを得ています。ただし、期待するファンは結果を求めており、2019年に歴史的なラグビーワールドカップベスト8進出を果たした時から、世界ランキングが14位まで下がってしまった現状は、日本に変わらぬ挑戦心が必要であることを示しています。

スコッド

ジョーンズは、パシフィックネーションズカップに向けて若手中心の35人のスコッドを発表しました。

その中で20キャップ以上を持つ選手はわずか4人であり、21人の選手が10キャップ以下、さらに7人の選手はまだテストマッチでの出場経験がありません。

フォワード:

岡部崇人、三浦昌悟、茂原隆由、坂手淳史、原田衛、松岡賢太、木津悠輔、竹内柊平、為房慶次朗、エピネリ・ウルイヴァイティ、桑野詠真、サナイラ・ワクァ、ワーナー・ディアンズ、サウマキ・アマナキ、下川甲嗣、ティエナン・コストリー、アイザイア・マプスア、山本凱、ファウルア・マキシ

バックス:

小山大輝、藤原忍、村田大和、松田力也、李承信、海老澤琥珀、根塚洸雅、立川理道、サミソニ・トゥア、長田智希、ニコラス・マクカラン、ディラン・ライリー、マロ・ツイタマ、ジョネ・ナイカブラ、矢崎由高、山沢拓也

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