• 9月と10月に4大陸で開催される10試合の強化試合と第一回WXVを担当するマッチオフィシャルが決定
  • 12カ国を代表する合計18名のマッチオフィシャルが27のテストマッチを担当
  • WXVは、はじめてすべての協会に有意義な道筋と、2025年に出場チーム16チームに拡大して開催するラグビーワールドカップに向けた競争力のあるスプリングボードを提供し、国際女子ラグビーに革命をもたらす

ワールドラグビーは本日、9月と10月に行われる女子ラグビー国際試合、および3つのレベルで行われる第1回WXV(10月13日から11月4日にかけてニュージーランド、南アフリカ、ドバイで開催)を担当する審判員に選出された「エミレーツ・マッチオフィシャルズ」を発表しました。

13カ国を代表する合計19名のマッチオフィシャルが、9月と10月に4大陸7カ国で開催される10試合のウォームアップ戦を担当し、さらにチームとオフィシャル陣はWXV大会を構成するさらに18試合の準備に入ります。

WXVの試合を担当するマッチオフィシャルは今月末に決定します。

マッチオフィシャル任命ハイライト

·       ナターシャ・ガンリー(ニュージーランド)とホリー・ウッド(イングランド)はテストデビューを飾り、エラ・ゴールドスミス(オーストラリア)はワールドラグビーからの初任命となる。

·       ゴールドスミスは、9月10日に福岡で行われる日本代表対フィジー代表のオープニングテストマッチを担当し、ガンリーは9月16日に東京で行われる第2戦のレフリーを務める。

·       同日、エイミー・バレット=セロン(南アフリカ)は、南アフリカ対ケニア戦を担当。彼女にとって35試合目のテストマッチとなり、サラ・コックス(イングランド)に並ぶ歴代最多キャップの女性レフリーとなる。

·       ウッドのデビュー戦は9月30日、エディンバラで行われるスコットランド対スペイン戦。

·       プレシャス・パザニ(ジンバブエ)はウォームアップ最終戦を担当。10月7日に行われるWXV2のライバル、南アフリカ対サモア戦を担当する。

·       ローレン・ジェナー(ニュージーランド)、アンバー・マクラクラン(オーストラリア)、カット・ロッシュ(アメリカ)、オーレリー・グロワゼロー(フランス)、クララ・ムナリーニ(イタリア)も9月のウォーミングアップマッチでレフリーを務める。

·       WXVの各レベルには6人のレフリーが選ばれている。

·       元の日本代表15人制およびセブンズの桑井亜乃は、ドバイで開催されるWXV3のレフリーに選ばれ、テストデビューを飾る。

9月と10月の担当マッチオフィシャル陣はこちらからご覧ください >>

WXVは、3つのレベルで毎年開催される新たな女子15人制ラグビーの国際大会であり、2025年に参加チーム16チームで行われるラグビーワールドカップに向け、各国の協会にとって初めて有意義なパスウェイと競争力のあるスプリングボードを提供します。

WXV 1の開催国ニュージーランドは、10月20日から11月4日までの3週末に、オーストラリア、カナダ、イングランド、フランス、ウェールズという世界のトップチームを迎えます。

WVX1のレフリーには、昨年ニュージーランドで開催されたラグビーワールドカップ2021で試合を担当したエイミー・バレット=セロン(南アフリカ)、マギー・コガー=オール(ニュージーランド)、サラ・コックス(イングランド)、ホリー・デビッドソン(スコットランド)、ローレン・ジェナー(ニュージーランド/国際親善試合)、アンバー・マクラクラン(オーストラリア)の6名が選ばれています。

南アフリカのケープタウンとステレンボッシュでは、第2レベルのWXV 2が開催されます。開催国チーム・スプリングボクス女子は10月13日から28日までの3週末に、日本、イタリア、サモア、スコットランド、アメリカを迎えます。

WXV 2のマッチオフィシャルパネルには、ナターシャ・ガンリー(ニュージーランド)、オーレリー・グロワゾー(フランス)、クララ・ムナリニ(イタリア)、プレシャス・パザニ(ジンバブエ)、キャット・ロッシュ(アメリカ)、ホリー・ウッド(イングランド)が名を連ねています。

第3レベルのWXV 3の開催日程はWXV2と同じ週末となり、コロンビア、フィジー、アイルランド、カザフスタン、ケニア、スペインがドバイのザ・セブンズ・スタジアムに集合します。

ドリアン・ドメンジョ(フランス)、エラ・ゴールドスミス(オーストラリア)、桑井亜乃(日本)、マリア・ラトス(ドイツ)、アメリア・ルシアーノ(アメリカ)、アデル・ロベール(ベルギー)がWXV 3のマッチオフィシャルとなります。

各レベルの大会はすべてクロスプール方式で行われます。

WXVは、パートナーであるマスターカード、キャップジェミニ、ギャラガーの協賛を受けています。

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ワールドラグビーのサー・ビル・ボーモント会長は次のように述べています。「まもなく行われる女子国際試合、そして待望のWXV大会の審判員に選出されたマッチオフィシャル陣の皆さんに祝福の意を表します。ラグビーが急成長を続ける中、才能ある女子マッチオフィシャルを育成するために、世界中で懸命な努力が続けられていることを、13カ国の代表者たちがマッチオフィシャル陣に選ばれたという事実が物語っています。」

「WXVは、ラグビーの最高のショーケースであり、また、2年以内にイングランドで開催される16チーム参加のラグビーワールドカップの前哨戦として特別なスペクタクルになることでしょう。」

ワールドラグビーの女子ハイパフォーマンスレフリーマネージャーのアルハンブラ・ニエバスも次のように述べました。「今は女子国際ラグビーに携わるにはエキサイティングな時期です。間もなく始まる9月と10月の国際大会、そして3つの開催地で行われるWXVに選ばれたマッチオフィシャルの皆さんを祝福したいと思います。 」

「実力に基づいて行った今回のマッチオフィシャル選出は、直近の国際大会での審判員のパフォーマンスを総合的に審査したものです。イングランドで開催されるラグビーワールドカップ2025のマッチオフィシャル指名を目指すマッチオフィシャルたちにとって重要な準備となります。」